彼氏へ(知ってもらうことは暴力かもしれない)
以前のnoteで、私にとって「知らせる・知ってもらう」ことは暴力と等しいかもしれないと話したよね。
「知らない方がいいこともある」
私もそう思う。
以前、あなたのラインを隠れて見たことがあります。
私のサークルの同期(女の子)とサシのみをしていたことをそれで知り、さらには会話の内容はちょっと際どいものだったと言うことも分かりました。
それは私が留学していて日本にいなかった期間の出来事。
知ったのは、帰国して5ヶ月目、クリスマス直前でした。
この日はずっと泣いて、全然寝れなくて、あなたと同じ布団にいることが気持ち悪くて耐えられなくて、寒い中パジャマで外に出ました。
次の日、風邪をひきました。
知らない方がいいこともあるんだな、そう思いましたし、
私があの子とのラインを見たことは、あなたと私の間に不信感をうむと考えたので、あなたに言っていません。
前置きが長くなりましたが、
知ってもらう・知らせることは、私にとって暴力です。
この場合の「知らせる」と言うのは、英語で言う「force to know」と同じ。使役が使われていることから、相手にさせるというニュアンスを含むもの。
それは、私の性格や出身地、好きな食べ物などを知ってもらうと言う際の話ではなく、私の考えや不満などを口に出して言うことで、私の痛みをあなたに押し付けるところが、暴力みたいだなと思うのです。
あなたが知れば、傷つく。
そう分かっておいて、言ってしまう、それが暴力だなと思います。
特に私は感情的になったり、イライラしていたりすると、この暴力を使いたくなります。
でも、私がforce to knowの暴力を使っても、大人で全く怒らず、包容力と理解力のあるあなたは、なんなりと受け入れ、それでしっかり傷ついて謝ってくれるのです。
甘やかされて育った子供のように、自分のことを感じます。
理解してもらう環境に恵まれすぎていて、知らせることの暴力を思いっきり振りかざしてしまう、未熟な子供。
あなたはとても優しいので、私もあなたに優しくなりたい。
こんな子供でありたくありません。
あなたにこのことを相談しても、私は今のままでいいと言うかも知れない。
だから相談せずに自分の力でどうにか変わりたいのだけど、
どうすれば知ってもらうを暴力として使わないように生きれるんだろう。