岡留 輝美|ことばの実現力

「学習支援塾エール」代表(エール株式会社 代表取締役)、「オフィスSoRA」代表。学習…

岡留 輝美|ことばの実現力

「学習支援塾エール」代表(エール株式会社 代表取締役)、「オフィスSoRA」代表。学習塾経営しつつ、コピーライターとして長年執筆に関わっています。教育やビジネス、人材育成などについて、クリエイティブな視点から記してまいります。

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【自信の正体と行方】_名古屋大学:合格体験記

令和5年2月25日 大学入学共通テスト 二次試験。 日本全国で多くの受験生が志望する大学に向かっています。 僕もその中の1人でした。 〝19歳の高校3年生〟が初めての大学受験に挑みます。 1年前の春、同級生と一緒に高校を卒業できなかった僕は 2度目の高校3年生を過ごしました。 全日制高校の普通科に入学した僕でしたが、 2度目の高校3年生は通信制高校を選んで、1年間、自宅で勉強しました。 だから、新しい友達はできず、 この日、一緒に受験に向かう友達はいません。 僕は1人で

    • もしかして、負けてしまうかもしれない君に

      健忘録として記しておこうと思います。 中学3年生の娘は 陸上競技(長距離)を続けてきて、 良き指導者に恵まれたこともあり 少しずつ記録を伸ばし、 1500mで2年連続 市総体優勝、 3000mで県大会5位入賞など、いくつかの成績を残してきました。 その集大成として臨んだのが 愛知駅伝 名古屋市代表の座でした。 結論から言うと、 代表2名には選ばれましたが、 正ランナーを決める最後のタイムトライアルで負け、 当日は2番手(補欠)となりました。 名古屋市チームから声がかか

      • 悩んで迷って挑戦して。育っているのは生徒だけではない。

        昨夜、エールの授業が終わり、 誰もいなくなった教室で、 私は、ゴミ箱の蓋を開き、 捨てられた一枚の紙を拾い上げて、 そのままコートのポケットに突っ込みました。 ・ ・ 中学生の多くは、 2学期の期末テストが終わり、 昨夜はその結果が返ってきていました。 中学3年生は進路に関わる重要な結果になるので、 笑顔で報告に来る子、 涙を拭いてから教室にきた子、などさまざまで、 大学生の学習アドバイザーは そんなエール生たちの表情に、真剣に向き合っていました。 学校から返ってき

        • やる気の栄養は「○○」であるというお話。

          日頃の何気ないコトですが、 こんなことはないですか? エール代表である私の家庭は 私と、大学受験生の次男、中学3年生の末娘の3人で暮らしています。 (大学1年生の長男は一人暮らし中) 先日、瓶の蓋が硬く閉まっていて、 私が「開かない、開かない・・・」と言いながら 格闘していました。 するとそれを見ていた次男が 「貸してよ」と瓶を受け取り、力をいれます。 おお!男子なら何とかしてくれる!と思いましたが、 瓶の蓋はかなり手強く、次男も 「開かないな・・・」とつぶやきながら

        【自信の正体と行方】_名古屋大学:合格体験記

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        • 文章ライティングのオハナシ
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        • 保護者からのご相談にお答えしています
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        記事

          採用の困りごとの大半は、「自立」で解決できる!?

          若者や女性を採用したい。でも現実的には・・・。 久しぶりのnoteです。 昨日はエールのYouTube配信でお世話になっている スタジオミルクの秋篠くるみ社長の講演会に参加いたしました。 テーマは「戦略的に取り組む中小企業の採用」 人手不足と言われて久しい中、 どの業界も採用には力を入れているため、 秋篠社長のお話はとても勉強になりました。 内容は割愛させていただきますが、 講演の中で、私がキーワードだな、と思ったのは、 「選ばれる会社」「辞めない会社」ということ

          採用の困りごとの大半は、「自立」で解決できる!?

          〝やる気〟という言葉は、魔法にも、まやかしにもなるというお話。

          エールの教室が活気づいています。 定期テストが終わって、 やる気が高まっている?・・ということもあるかもしれませんが、 その大きな理由は 修学旅行や野外学習があるから、かもしれません。 この2年間。コロナで 行事中止や延期・変更などを繰り返してきた小中学生にとって、 ようやく日常が戻ってきたように思います。 とはいえ、 3学期制の中学・高校では 6月末に期末テストが控えています。 昨日は、中3のチームにて、 中間テストの振り返り会が行われていました。 エールでは、

          〝やる気〟という言葉は、魔法にも、まやかしにもなるというお話。

          うざい、だるい、こわい・・・。うまく行ってない時、人は愛を受け取っていない。

          今日、書こうとすることは、 まだ私の中で整理されていないので、 場合によっては、くちゃくちゃで、 どこに向かっているかわからない文章になるかもしれません。 けれど、 整理する前の、混沌とした思いでいいから 書き留めておきたいとおもったので、 お付き合いくださると嬉しいです。 ・ ・ ・ 学習支援塾エールの 「目標達成プログラム(原田メソッド)」の授業。 5月2日のテーマは 「ストローク(関わり)」でした。 原田メソッドでは、 『心の栄養』として、言葉や態度における、

          うざい、だるい、こわい・・・。うまく行ってない時、人は愛を受け取っていない。

          自然とスタッフが増えて、自然にスタッフが成長できる仕組み

          昨年度は6人だった大学生の学習アドバイザーが、 今年4月に新たに5人の大学生を迎え、 総勢11名の大所帯となりました。 5人の名古屋大学を筆頭に、 国立大医学部、教育大、難関私立大学など、 ハイスペックな学生たちは 「勉強を教えるのは難しいですね」と言いつつ、 親身になってエール生に関わり、 授業後は、教室に残って他大学同士での会話を楽しんでいます。 2017年の開校当時は 大学生の学習アドバイザーは2名。 2018年に3人になり、 2020年に4人になって、 2021

          自然とスタッフが増えて、自然にスタッフが成長できる仕組み

          未来のあなたを支えるために、今のあなたを支えます。

          働き方改革が当たり前になってから、 不登校が珍しくなくなってから、 パワハラという言葉が浸透してから、 少しモヤモヤしていることがありました。 「ラクしていいよ」 「無理ならやらなくていいよ」 「嫌だったら辞めていいんだよ」 というのは 本当の優しさなのかな?ということです。 ・ ・ 私が経営する学習支援塾エールに 4人の大学生が仲間入りし、 エール生の学習指導に入ることになりました。 名古屋大学をはじめとした 優秀な大学生が10名も所属するチームとなったエールは

          未来のあなたを支えるために、今のあなたを支えます。

          「95%が失敗という仕事」に就く人の思考のおはなし

          学習支援塾エールを経営しながら、 コピーライターとしてもお仕事をしている私。 (コピーライターの方が職歴長いです) コピーライターのお仕事では 企業の人事や大学の広報に関わることが多く、 社会はどんな人を求めているか。 だから大学はどんな学びを取り入れているか。を、 現場目線で知ることができ、 それらをエールの学びにつなげることができます。 企業と大学で聞く話は 共通点が多いのですが、 先日、まったく同じ話を両者から聞きました。 一方は企業の先行開発に関わる中堅社員で

          「95%が失敗という仕事」に就く人の思考のおはなし

          腐らず、折れず、諦めず、恥ずかしがらず、 夢を堂々と描く者が励まし合える社会に。

          2月後半に実施する 学習支援塾エールの入塾説明会の告知をしています。 経営的な視点から言えば、 年間計画の中でも、売上に直結する大切な時期でもあります。 当社も例に漏れず、 経営コンサルと相談したり、 SNS活用を模索したりして、 より多くの人に情報が届くよう努めています。 そんな時、 当社役員でもある原田隆史先生のメールマガジンに目が止まりました。 毎週届くそれに、 私は大きく足を止めたのです。 メールマガジンには毎回コラムが寄せられいます。 今回は、大谷翔平選手

          腐らず、折れず、諦めず、恥ずかしがらず、 夢を堂々と描く者が励まし合える社会に。

          受験最後の1ヶ月を乗り切るために 「がんばる」はどんな意味を持つべきなのか。

          受験シーズン真っ只中です。 加えて、オミクロン株が子どもたちにも広がりを見せていて、 小中学校・高校で学級閉鎖が相次いでいます。 大事な時期の子どもたちを守れるように、 徹底的に外出を控え、じっと暮らしております・・・。 さて、 今回は受験のお話です。 エールは、 学力向上や文武両道など、 目標を達成するための土台となる「目標達成力(人間力)」を高める授業があり、 塾生の中には、他塾で勉強しながら、 この授業『目標達成プログラム』だけを受講する子も少なくありません。 今

          受験最後の1ヶ月を乗り切るために 「がんばる」はどんな意味を持つべきなのか。

          自分で考え、行動する「自走する組織」の作り方。

          2021年、最後のnoteに何を書こうかなぁと思っていました。 私もそうですが、 私のまわりも 2021年は激動だったという人が多いようです。 燻っていた思いがはち切れたり、 思わぬところから攻撃を受けたり、 そんなつもりはなくとも、 過去との決別を 余儀なくされた人をたくさん見ました。 私自身も価値観を変えざる得ないことが たくさんあった1年で、 どうやらエネルギーの変換期だったようで、 手放した分、欲しかったものが入ってくるのも実感しました。 そして、 今まで

          自分で考え、行動する「自走する組織」の作り方。

          「楽しく勉強する」が「楽しく勉強する」の邪魔をする

          先日、学習支援塾エールの学習アドバイザーに 相談を持ちかけた際、 とんでもなくビックリしたことを言われましたので、 ちょっと記しておきたいと思います。 学習支援塾エールは、 「学力向上を目指す過程で、人間力を育む」を理念として、 カリキュラム主導型ではなく、 本人に目標を描かせるところからスタートし、 自分の目標を叶えるために何が必要か、何をすべきか、を 考えて行動する姿勢を育むことを大切にしています。 と言うと、 「勉強を教える」という点においては、 他塾に劣る、、、

          「楽しく勉強する」が「楽しく勉強する」の邪魔をする

          経済格差は教育格差を生んでいるか、というオハナシ。

          学習支援塾エールへのお問い合わせが増えています。 入塾希望も嬉しいですが、 最近、問い合わせがあるのは「FCについて」です。 学習支援塾エールは、 2017年に私の子育ての失敗を機に立ち上げました。 大谷翔平選手が高校時代に活用してことで、 今、テレビでも話題になっている 『原田メソッド』を学習の土台にし、 学力UPと人間力UPの両軸で子どもたちをサポートしています。 原田メソッドを、会社や教育現場に取り入れようと学ぶ方々が そうした私たちの活動に目を止めてくださり

          経済格差は教育格差を生んでいるか、というオハナシ。

          アーカイブ配信中|原田隆史講演会『おやこ塾 LIVE 2021』(9月30日まで視聴可)

          <テーマ> 大谷翔平選手も活用「オープンウィンドウ64」 教えて、原田先生!これからの時代の「幸せの描き方」とは? 学習支援塾エールを創設した2017年から 夏の一大イベントとして開催している 原田隆史先生の講演会「おやこ塾」。 新型コロナの影響で、2020年は会場開催を断念し、 エールの教室からYouTubeにて生配信いたしました。 今年も、昨年同様、エールの教室からエール生と共に、 ​自立した子どもたちを育てる学びをお届けします。 こんにちは。 私が経営している学習支

          アーカイブ配信中|原田隆史講演会『おやこ塾 LIVE 2021』(9月30日まで視聴可)