40年間生きたネコバス

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「パーパスと企業理念が創る心理的安全性:持続可能な成長の鍵」

おはようございます。 本日はパーパスです。パーパス経営とか 3年くらい前に流行って、少しブームは去った気がします。 問題 6 「パーパス」に関する次の記述のうち、最も不適切なものを一つ選べ。 ア.「パーパス」は一般的には「目的」と訳されるが、サステナ経営では、単なる目的ではなく、それをやらないと社会の中で自組織が存在する意味はないという、より強い意味を込めて「存在意義」と訳される。 イ.マイケル・ポーターは主著『マネジメント』で「企業の目的は社会にあり、一つしかない。

    • 「グローバルなコンプライアンスと倫理の課題:KPIからFSC、現代奴隷法まで」

      さて、本日も一問いきましょうか。 奴隷法なんて、少し過激的な文字が出てきます。 問題 5 「ソフトローからハードロー」に関する次の文章の空欄に該当する語句として、最も適切な組み合わせを一つ選べ。 1. ISOはISO26000だけでなく、ISO9000シリーズやISO14000シリーズのように( A )サイクルに基づく経営改善のための国際規格も発行している。 2. 原材料に関する国際認証にはさまざまなものがある。その中で、国際認証の原点とも言えるものに、1994年に

      • 「ステークホルダーとグリーンウォッシュの理解:サステナビリティの新しい視点」

        さて今日も、一問解いていきましょう。 問題 4   「世界のサステナビリティの流れ」に関する次の記述のうち、最も不適切なものを一つ選べ。 - ア. 1972 年、「国連人間環境会議」(ストックホルム会議)が開催され、「人間環境宣言」と「環境国際行動計画」が採択され、「国連環境計画」(UNEP)が設立された。 - イ. SDGs は MDGs を引き継いでいるが、MDGs が開発途上国を対象にしているのに対して、SDGs では全ての人類に対して課題を設定した。 - ウ. 2

        • 「アウトサイド・インの時代:社会の声がビジネスを動かす」

          問題 3   「アウトサイド・イン」に関する次の記述のうち、最も不適切なものを一つ選べ。 - ア.「アウトサイド・イン」はSDGsのビジネス指南書「SDGコンパス」にも記載されている公式のビジネス用語である。 - イ.これまでのビジネスアプローチでは、市場のニーズに合わせて製品・サービスを開発する「マーケット・イン」が主流だったが、「アウトサイド・イン」はこの「マーケット・イン」のベクトルを伸ばすことで、顧客のすぐ後ろにいる社会の「ニーズ」に応えようとするものである。 -

          補足します

          問題2の説明が専門用語が多くて難しいとの コメントをいただいたので、少し言い方を 変えて再送します。 ### **解説** 会社が長く続くためには、「広い意味で守ること」と「狭い意味で守ること」の2つがあります。 「広い意味で守ること」は、会社が社会(みんな)から求められていることをきちんと行うことです。たとえば、環境を大事にしたり、社会に役立つことをすることが含まれます。これをしっかりやると、会社はみんなから信頼されるようになります。 「狭い意味で守ること」は、会社が

          「サステナブル経営の強みを引き出す4つの要素の融合」

          ### 問題 2   サステナブル経営には4つの領域があるが、空欄に該当する語句として、最も適切な組み合わせを一つ選べ。 1. 「( A )のコンプライアンス」領域には、社会からの要請に応えることや、NGO/NPOとの対話も含まれており、SDGsへの取り組み、ISO26000に準拠することも同領域に属する。 2. 「価値創造型CSR(CSV)」と「社会貢献/フィランソロピー」の両領域は社会と企業へのポジティブインパクトを高める「( B )のサステナ戦略」と言える。 3. 企

          「サステナブル経営の強みを引き出す4つの要素の融合」

          「サステナ経営の本質:企業価値を高めるための持続可能な戦略とは?」

          ### 問題 1 「なぜサステナ経営が重要なのか」に関する次の記述のうち、最も不適切なものを一つ選べ。 - ア. 企業は「責任ある経営」を貫くことで社会からの信頼を得て、そのブランド価値が高まることが期待できるだけでなく、中長期的な収益向上も期待できる。 - イ. 「CSR」という言葉は、1924年、英国の経済学者オリバー・シェルドンが初めて論文で使ったと言われている。日本では1956年、経済同友会が提言(経営者の社会的責任の自覚と実践)の中で社会的責任に言及した。 - ウ

          「サステナ経営の本質:企業価値を高めるための持続可能な戦略とは?」

          サステナブル経営

          本日からは「サステナ経営」をテーマに、企業の持続可能な未来を見据えた取り組みや戦略についての記事を書いていきたいと思います。私たちが直面している環境問題や社会的課題に対して、企業がどのように責任を果たしながら成長を続けていくべきか。これまでの旅や業務で得た気づきをもとに、具体的な事例や最新の動向を交えながら考察していきます。サステナビリティは、今や経営の根幹を成す重要な要素です。皆さんと一緒に、持続可能な未来に向けた新たな視点を共有できればと思います。

          「北海道の大自然に学ぶ—これからのNoteはサステナビリティをテーマに」

           今回の北海道旅行では、広大な自然に改めて心を打たれました。夏は快適ながら冬の稚内の厳しい寒さや、宗谷本線で出会った鹿の親子、ニセコの再生可能エネルギーへの取り組みなど、北海道ならではの大自然が織りなす風景に触れ、環境の大切さを強く感じました。旅を通じて得た感動は大きく、ここまで旅そのものをテーマにしてNoteを書いてきましたが、正直、旅行ネタが尽きると書くことも特にありません。 そこで、今後は「環境」や「サステナビリティ」をテーマに、私自身のリサイクル経験や私が将来に対し

          「北海道の大自然に学ぶ—これからのNoteはサステナビリティをテーマに」

          夏の北海道を巡る旅:自然と人が織りなす独特の魅力

          今回の北海道旅行で感じたこと、色々ありました。まず、稚内ではまだまだディーゼル車が現役で、寒さも厳しかったです。温暖化って本当に進んでるのかな?なんて思うほど。宗谷本線では古い車両が使われていて、運転手さんは泊まり込みで仕事をしてるみたいです。鹿の親子が線路に入ってきたりして、動物にも気を配りながら運転するのは大変だなと感じました。盛岡以北の交通事情もなかなかで、JRが少なく、第三セクターの鉄道がメイン。蟹田と奥津軽いまべつの接続が悪くて、バスや乗合タクシーを使わないといけな

          夏の北海道を巡る旅:自然と人が織りなす独特の魅力

          青春18きっぷで紡ぐ、次女との北の大地への二人旅

          それは、かけがえのない夏の冒険だった。次女と私、二人で青春18きっぷを手に、東京から稚内までの遥かな旅路を駆け抜けた。この旅は、私たちの心に深く刻まれる物語となった。 第一章:北への始まり—青森 夜明け前、青森の静寂を破るように始まる朝市の喧騒。活気に満ちた市場で、朝日に照らされた新鮮な海産物が、まるで命を持っているかのように輝いていた。その一瞬一瞬が、この旅の幕開けを彩った。 第二章:都会の静寂—札幌 札幌に到着したとき、時計台の針は私たちの心の中で時を刻むかのよう

          青春18きっぷで紡ぐ、次女との北の大地への二人旅