旅行記3 ネパール
ネパール到着2日目は丸一日使って、カトマンズ観光。
ツアーに申し込めば1日50ドルで市内の主な観光地を連れて行ってもらえるが、タクシーを効率的に使えば、各地の入場料を含めて3000円くらいで廻れる。
一通り主な観光地を廻った後は、ナガルコート行きのチケットを探しに旅行代理店を廻る。ナガルコートはカトマンズから車で1時間ちょっとで行けるヒマラヤを臨める避暑地。
バスはなく、ツアーに申し込むか自力でタクシーで行くしかない。旅行代理店で聞くと片道4000ルピー(約4000円)が相場だが、タクシーで行けば片道3000ルピー(約3000円)くらいだというので、結局当日に流しのタクシーに乗ることにした。
ナガルコート
ネパール到着3日目、流しのタクシーと交渉して3000ルピーでナガルコートに行ってもらうことに。
泊まった宿はSunrise Point home stayというゲストハウス。
部屋の目の前からヒマラヤの山々を望めて、美しい。
実はカトマンズも、インドほどではないが、そこそこやかましい。そんな中でナガルコートは、この旅で初めてのんびりできる場所となった。
宿には犬、猫もいて、一緒に戯れ合うこともできて楽しかった。
結局、ナガルコートは2泊した。
2日目は天気も今ひとつで昼から酒を飲む以外何もしていない笑
バクタプル
ナガルコートは3日目に後にすることにした。
来た時にはカトマンズから3000ルピーだったが、ローカルバスを使えばカトマンズとナガルコートの中間にあるバクタプルまでわずか80ルピーだというので、そのローカルバスで移動した。
その足でバクタプルを観光できれば良いのだが、仕事関係でミーティングがあり、Wi-Fi環境が整った場所へ行かねばならず、一旦は初日にも泊まったカトマンズの宿へ戻った。
バクタプルからカトマンズへはバイクタクシーで700ルピー(約750円)。
カトマンズでオンラインミーティングを終えたら、次の日のポカラへのバスを予約。道すがら入った旅行代理店でエアコン付きのツーリストバスを1000ルピー(約1100円)で予約。
そして再びバクタプルへ向かう。
カトマンズからはローカルバスを利用した。宿のスタッフに聞けばバス停を教えてくれるし、バス停近くで歩いている学生にバクタプル行きのバスを訪ねたら運転手に尋ねて回って「これだよ」と教えてくれた。
カトマンズからバクタプルまで35ルピー(約35円)。
バクタプルのダルマール広場は2015年の震災の後が今でも残るが、歴史を感じられて素晴らしい場所だった。
バクタプルで食べた土器の器に入ったヨーグルトは65ルピー(約70円)で、濃厚でとても美味しかった。
バクタプルからカトマンズへの帰りもローカルバスで80ルピー(約90円)で、行きと値段が違うが、いずれにしてもタクシーよりはうんと安い。
ポカラへ
翌朝はヒマラヤの山々が望むことができるポカラの街へ向かった。
バスは朝7:30発、到着は16:30頃だった。揺れると評判ではあったが、ビルガンジ→カトマンズほど酷道ではなかった。
ポカラ到着後は歩いて予約したバックパッカー宿へ。ポカラの街はネパールではカトマンズに次ぐ第二の都市ではあるが、バスターミナルとホテル・ホステル街など観光エリアは近接しているので歩いて行ける。
初夜はバックパッカー宿のバーで過ごし、2日目、3日目はバイクをレンタルした。
スクーター1000ルピー、日本車1500ルピーだったが、インド・ネパールと言えばということでロイヤルエンフィールドを2500ルピー(2700円)ルピーでレンタルした。
ポカラ2日目のレンタルはボロボロのバイクでスピードメーターも動かなかった笑
そこで次の日はレンタルショップを変えて、割と新目のロイヤルエンフィールドを初日と同じ2500ルピーでレンタルした。
ポカラでバイク・スクーターをレンタルについて
ポカラの街の至る所にバイクレンタルショップがある。国際免許がなくても貸してくれる。その際にパスポートを預け、レンタルショップ店員の免許証を携帯する形となる。
バイクをレンタルする際に気をつけたいのがガソリンである。ネパールのガソリン値段は日本と大して変わらない。だがネパールの平均所得は日本の1/10程度なので、ネパールの一般人にとってガソリンは高級品なのだ。
レンタルするとバイクのガソリンはほぼ空で給油警告ランプが付いていることがほとんど。
ガソリンを満タンにすると約2000〜3000円ほどかかってしまう。ポカラ周辺を廻ってサラングコットへ行く程度なら5リットル(約800円)もあれば充分。
ガソリンを満タンにして返すというルールもなければ、借りた時より多くして返してもこちらへバックはない。
なので1日、2日のレンタルなら必要分だけ入れるようにおすすめする。