chapter8 原チャリ
16歳になるのを指折り数えて待ってた誕生日。
どうしても欲しかったもの。
原チャリの免許。
速攻で取りました。はい。
もうね、チャリンコ乗れませんね♪
友達皆速攻で取りに行きました。
勿論、モッコリもね。
さぁ、伝説第二章が始まります…♪
そんなこんなで夏休みがやってきて。
毎年恒例のキャンプに今年も出かける事に。
いつもと違う!今年は原チャリ!
中学の頃から夏休みには仲間でチャリでキャンプに行ってたよ。
しかも今年は何と!1週間の予定!
VIVA高校生!素敵すぎる!
テンションMAX !!!
メンバーは元中の仲間と行きつけの楽器屋で知り合った新しい友達数人で。
テンション上がってるのは皆同じ。
勿論モッコリも当然ね。
そんな中、ついにモッコリも原チャリを買う事になりまして♪
一緒にバイク屋に行って来ました。
もうね、今まで見た事がないくらいの笑顔を見せるモッコリ。
遂に原チャリを手に入れたのです。
俺の原チャリはスクーター。
って言うか、仲間内皆スクーター。
でもね、モッコリは違ってた。
当時最速だったレーサータイプの原チャリ。
高かったんだよねぇ。
モッコリ頑張ってたもんね、バイト。
頑張ってタコ焼き焼いてたもんね。
俺らが冷やかしに行っても頑張ってたもんね。
凄ぇよ!モッコリ!
良かったね♪モッコリ♪
手続きの関係で納車がキャンプ前日になってしまうのはちょっと残念だけど、帰り道でいつもより笑顔なモッコリは本当に幸せそうだった。