#6 最初の試作品
考えたのは二重ポット式冷蔵庫を建築で実現すること。
パーライトなら断熱材のように使えるはず。
これで上手くいけば、建物自体で冷やす新しい空調の実現だ。
早速試作品の制作。
まずは薄い木で小さな箱をつくり熱が伝わりやすいように、
アルミ箔で覆います。
外側を木枠で覆い、二つの箱の間にパーライトを詰めて、空気が抜けるようにする。木枠の内側と外側に100均で買った温度計を設置して内外差を測る。
これでパーライトに水を含ませて蒸発させることで、気化熱を奪い打箱が冷やされるはず。
結果は微妙・・・、外側と内側で2度ほど温度は違うけれど、誤差の範囲かな?
気持ちも新たに再チャレンジへ
(次号に続く)