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白饅頭日誌:3月22日「『多弁型コミュ障』という地獄から脱するために」

 「コミュ障」

 ――という言葉から連想されるのは、発話量が極端に少なかったり、表情が乏しかったり、声がボソボソとして聞きとりにくかったり、テンポやリズムが他者と著しくズレていたりといった、いうなれば「陰気」な雰囲気の人物イメージであることがもっぱらです。

 しかしながら、そうした一般的なイメージとは対極的な類型のコミュ障も存在します。よくしゃべり、よく笑い、リズムやテンポも人と大きくズレているわけでもない、一見するとコミュニケーション能力にはなんら「障り」のないような様相を呈している、そんなコミュ障もあります。

 それが今日の記事タイトルにも掲げている「多弁型コミュ障」です。

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