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マガジン限定記事「国際反省デーを粉砕しろ」
昨日、11月19日は「国際男性デー」であった。
念のために説明しておくと、国際男性デーとは、男性や男子の健康に目を向け、ジェンダー平等を促す日として1999年からはじまったとされている。
1)映画スターやスポーツマンだけでなく、真面目にしっかりと生きている労働者たちのポジティブな男性のロールモデルを推奨する
2)社会やコミュニティ、家族、結婚、育児、環境に対する男性のポジティブな貢献を祝う
3)男性の社会的、感情的、肉体的、精神的な健康と幸福に光を当てる
4)社会サービスや社会における振る舞いや社会からの期待、法律などの分野における男性への差別を浮き彫りにする
5)男女関係を改善し、ジェンダー平等を推進する
6)人々が安全で自らのポテンシャルを発揮できるような、安全でよりよい世界をつくる
(2023年11月19日)より引用
https://globe.asahi.com/article/15059831
以上の6つの柱を掲げ、見過ごされがちな男性の尊厳の問題について関心を高め、啓発を促す日とされている。
……が、実際にはそのような文言は建前にすぎない。
少なくとも本邦の言論メディアにおいては、国際男性デーは男性の健康や尊厳について思いを馳せる日とはなっておらず、実質的には男性に自省・反省・自己批判・そして贖罪を促し、男性の加害性や有害性や差別性を再確認する日となっている。
毎年この日になると左派言論人が「有識者」として各メディアで「男性の生きづらさ」についてインタビューを受け「男は『男らしさ』『男性優位社会』の自縄自縛によって生きづらくなっている」という自己責任論的な持論を展開するのが、ひとつの風物詩と化している。
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