白饅頭日誌:11月19日「急速にオワコン化するフェミニズムの生存戦略」
若い世代において、フェミニズムのプレゼンスが低迷している。
国際カジノ研究所所長であり実業家であり文筆家でもある木曽崇氏の興味深いアンケート調査が話題になっていた。
Z世代にフェミニズムの浸透度を調査したところ、共産主義と同レベルに支持者の少ないイデオロギーであることが明らかになってしまったのである。そもそも木曽氏はなぜ若年層におけるフェミニズムの浸透度や支持率を計ろうと思ったのか。氏からもまた暗黒のエネルギーを感じる。
木曽氏の行ったアンケート調査に類似する結果は電通総研の意識調査でも現れていた。若年層とりわけ男性がフェミニストのことを嫌っており、むしろ中高年層ほど「女性は弱い存在なのだから守ったり配慮したりしてあげなければいけない」という観念から、フェミニズムや女性活躍推進策を支持する傾向が見られている。
若いZ世代の方が価値観が時代に沿ってアップデートされており男女平等がごく自然と内面化されているといわれているのだから、そう考えればかれらのほうがフェミニズムを支持したり共感したりしていそうなものだが、実際にはそうなっていない。フェミニズムを支持しているのは中高年層なのである。このデータは一見するとちぐはぐで、直感に反するようにも見える。
いったいなぜこのような「ちぐはぐ」な状況になってしまっているのか?
それはすなわち、
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