白饅頭日誌:4月3日「それでも飲み会に行っておくべき理由」
令和の時代にそぐわない唾棄すべき陋習であるとして、SNSでは論をまたずに忌み嫌われているものがある。
会社の飲み会である。
「なんでカネを払ってまで上司の説教を聞かないといけないのか」「なんで仕事で疲れているのにさらに仕事の延長のような奉仕をしないといけないのか」「しかも自腹を切ってまで」——と、SNS上では飲み会に対してさまざまなネガティブな意見が聞こえてくる。
そのどれもが一理あるように見える。「日本社会そのものが働く者にとって総じてブラックである」というきびしい批判が起こる原因の一端が飲み会にあるという指摘も、まったく的外れだとは思わない。
けれども、自分はそれでも言いたい。
「飲み会には行っておけ」と。
このような言明はSNSウケが最悪であり、表立って発言すれば「飲み会を肯定するなど、この時代錯誤の老害が!」と激しいバッシングを受けてしまうこと請け合いだが、それでもあえて言いたい。
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「飲み会には行っておけ」と私があえて推奨する理由は簡単だ。
なぜなら――
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