名画のワインリスト Claude Monet / 昼食 × ガメイ
印象派の大巨匠からは、この一枚をお届けします。
この回は運営パートナーのFrank さんが担当してくださった回ですが、私たちは一画家に対して一枚しか取り上げないことが暗黙のルールとなっているので、王道中の王道のモネを取り上げるに至ってはきっと迷ったことでしょう・・。
木漏れ日の中描かれた、平和な一枚。ワインは見つかりましたか?
あふれる光と色とりどりの花に紛れて見落としてしまいそうですが、しっかりと二つのグラスがありますね。
この作品は、戦火のパリを逃れ、北西12kmほどの位置に所在するセーヌ河畔の街、アルジャントゥイユで描かれた作品です。
19世紀半ばに鉄道が敷設されると、パリのサン=ラザール駅から20分程度で訪れることができたアルジャントゥイユは、流行に敏感なブルジョワジー達で溢れるようになっていました。印象派で言えば、ヨットの上、ルノワールと共同制作をした地でもあります。
そんな地で、陽光あふれる中昼下がりに飲むとしたら、どんなワインでしょうか。
今では想像がつきませんが、実はパリ近郊というのは、少し前までぶどうの産地でもありました。今回の答えのヒントはその辺りにありそうです。
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【お知らせ】
ブログ「名画のワインリスト」は、新たな展開への準備のため2019年末で一旦の休止となりました。ですがnoteでは引き続き、記事をランダムにご紹介してまいりますので、ぜひお楽しみください!
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