名画のワインリスト Balthus / おやつの時間 × Seyssel
ご存知でしょうか、バルテュス という画家。
東京では、数年前に三菱一号館美術館で展示があったと記憶しています。
どこか危なっかしい雰囲気の少女が、古典的なスタイルで描かれた画中に登場し、鏡を見たり、踊ったりしています。その公的良俗に反するギリギリのラインから、つい数年前も、ニューヨークでの展示が中止されるなど、物議を醸しています。
しかし、今回の記事を書くにあたって色々と文献をあたり、私ごときがちょっと本を読んだだけで明らかに違う面が見えてくるのです。それなのにいかに表層のみが判断材料になってしまうか、
「個 至上主義」みたいになっている現代でもなおそうだということに少々驚きました。
それは置いておいて、この回はそんなバルテュス の「おやつの時間」という作品を取り上げています!
彼の二番目の奥さまは日本人で、現在でも講演などで活躍されています。バルテュス は1993 ヴィンテージのChâteau Mouton-Rothschildアートラベルを担当していますが、奥さまのSETSUKO さんも1991年に担当されており、珍しいご夫婦でもあります。(文献を読む限り特にワイン好きというわけではないと思うのですが・・)
ちなみに、ムートンのアートラベルについて扱った記事はこちら
さて、画中に描かれた白ワインはなんだったのでしょうか・・。
私たちの結論はこちらです。
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