体験そのものが素晴らしい!草木染体験会レポ
あなたの居場所「テラス虹のわ」へようこそ。🌈
テラス虹のわでは、
🌸心とからだと霊性の統合をはかる
🌸衣食住の暮らしの助け愛
🌸個性を活かしあう
このような意図をもとに、リアルやオンラインで様々な体験ができる「大人の教室」をみなさんと一緒に楽しんでいきたいと思っています。
今回は、家庭科クラスとして「草木染体験」をリアル開催いたしました。🍀
一般募集をする前に定員に達してしまい、みなさまにお知らせすることができませんでしたが、
この開催レポを通して、様子を感じていただければと思います。
次回イベントのお知らせを楽しみにお待ちください。
草木染の準備
1 まずは、材料の準備
今回は、「葛(クズ)の葉」を使用しました。
片栗粉や葛根湯でお馴染みの葛ですが、実は、どこにでも生えている植物です。
葛の葉を採取するところから体験!という予定でしたが、あまりにも暑い日々が続き、これでは楽しむどころではない、ということで
講師のナチュラルホームさんが前もって採取し、しかも、コトコトと数時間かけて煮出して準備してくださいました。
こんな暑い中、本当にありがとうございます。💕
準備してくださる間に、葛ってどんなものか?見に行って川辺をおしゃべりしながらお散歩していました。
なんと、葛のツル先は天ぷらにすると甘くて美味しいとのこと!
今度、作ってみようと思います。
暑いのでお散歩も早々に切り上げ、サロンへ。
2 材料から染料として抽出する手順
今回は、真っ白なリネンをご用意していただきました。
夏用のストールを染めてみます。
葛の葉をゴミ袋3分の1程度採取し、(そんなにも!)
それを鍋でコトコト20分ほど煮出します。(そんなにも!)
1回目、2回目・・・と続けて、6回目まで何度も何度も繰り返します。(単純計算でも3時間!)
左から順番に、その都度、煮出されたときの色合いです。
(初めの方のものは使いません。)
実際に体験してみました!
1 どんなデザインに染めよう?
どんなデザインに染めるか?をイメージして、生地をタコ糸で縛ったりします。
絞りにする?グラデーションにする?と、完成をイメージしながら、真っ白な生地をつまんだり、ねじねじ巻いたりして、タコ糸で結んでいきます。
完成後がどんなデザインに染まるのか?全く分からないですが、それも含めてワクワクしながら、みなさん集中していました。✨
2 個性の違いは喜び
おもしろいくらい個性がでますよね♪
美しく巻いていく人、
完成のカタチをイメージして細かく縛っていく人、
大まかにやる人、
めんどくさい~!と叫びつつもとても繊細に縛っている人、
絞りってどうやるの?とネット検索する人、
どんなやり方も正解ですね。💕
3 生地を染める
染め始める前に、一旦、重曹を溶かした水にリネンを浸けて、新品の生地に付いているノリを取り除きます。
さぁ、染めます!💕
用意くださった染料にそれぞれイメージして縛った生地を入れていきます。
コツは、繊維の隙間に染料が入るように、生地を浸けたり出したりして揺らします。
何度も何度も。
そして、一旦、干して乾かしていきます。
濃く染めたい場合は、浸ける→乾かす→浸ける→乾かす、を繰り返すそうです。
今回は、銅焙煎といって、銅との化学変化を使用して染料の定着をしました。
草木染体験を通して感じる自然のやさしさ
1 自然に在るもので創作する豊かさ
今回は、夏に生い茂る葛の葉を使いましたが、他のいろんな植物でも染められるそうです。🍀
古くなって黄ばんだものや、シミが落ちなくなってしまった洋服なども、身近になる自然の材料で素敵に蘇らせることもできるし、
そんなことを生活に取り入れることができるのも、豊かなことだなと感じました。💕
2 生活に取り入れたい自然の智慧
生地を乾かして染料が定着するのを待つ間、みなさまが持ち寄った食べ物や
今日の日のためにご用意してくださった発酵発芽玄米などを頂きました。
草木染体験もとても楽しいですが、一緒に食事をしながらおしゃべりして待つ時間は、格別ですね。💕
自生している「ツルマンネングサ」を摘み取って、ポン酢で合えるだけのおかずも用意。
気管支炎など、炎症を抑える効用があるそうです。
雑草に見えても中には、薬草の効用がある植物もあり、
「私たちが生きていくために必要なものは、すでに自然の中に在るのよね」というお話もでました。
それは、今の日常にすぐ取り入れることはなくても、「すでに溢れるほど在る」ということを知っているだけで、深いところで安堵して生きることができます。
自然を生活に生かすという体験は、言葉にならないくらいの大きな安堵感に繋がりました。🌈
童心に還ることができる安心の場
1 手作業を通して、たましいが愉しむ
生地を染料に浸けたり出したりしていると、次第に楽しくなってきて、まるで3歳児のように体が踊り出し、その場が一瞬にして童心に還って笑顔がいっぱいになりました。(動画を取れなかったのがとても残念です。笑)
自然と踊りたくなるのは、きっと、たましいが喜んでいるのでしょうね。⭐️
2 上手くできない!という体験
細かい作業に手こずったり、イメージが浮かびにくかったり、スムーズにできないことも実はたましいの喜びの体験のひとつです。
めんどくさい!と言いつつも、実はとても楽しそうで。笑
そのときの自分の気持ちにも素直になり、それを周りも笑って受け止めている。
そんな風に日常を生きていくことができたら、人生ってとても素敵ですね。💕
3 何をするか?ではなく、体験そのものが素晴らしい
オンラインでの交流が多いこの頃ですが、リアルで一緒に何かを体験することは、言葉にできないくらいの豊かさでした。
何をやるか?は実はあまり関係なく、一緒の空間で体を使って交流することが「わ」そのものなのだ、と実感。🌈🌍💕
テラス虹のわが大切にしている
◎支え愛の和
◎助け愛の輪
◎巡り愛の環
を感じることができた草木染体験でした。
しばらくしたら、絞りの部分を解いていきます。
どんな風に染まっているんだろう?!と、みんな興味津々です。✨💕
解いた後は、またしばらく干しておきます。
とても柔らかな色合いが出てますね。
完成です!
同じ色でも人それぞれのカタチが表れました。🌈💕
講師・ご協力くださった方のご紹介
1 草木染を体験させてくださった講師のナチュラルホームさん
今回、草木染に使用する材料のご用意や前準備、そして、サロンの場を提供してくださった講師のナチュラルホームさん。
本当にありがとうございました。💕
お蔭様で童心に還ることができて心の底から楽しむことができました。
ナチュラルホームさんのInstagramはこちら。
2 発酵玄米をご用意くださったayaさん
薬膳師のayaさん。
今回は、ご参加できませんでしたが、わざわざ発酵発芽玄米ご飯を届けてくださいました。
思いやりに満ちたayaさんに感謝いっぱいです。💕
ayaさんのInstagramはこちら。
リアル、オンラインともに開催するイベントの予定は、こちらのnoteやテラス虹のわInstagramなどでお知らせいたします。
何かご希望などありましたら教えてくださいね。
レポ記事係 かなやまなほこ
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