人は皆トラウマで生きている。その5
人は皆トラウマで生きている。その5
話しが夫婦、元嫁のことに向いてきてますがもう少しお付き合いを。
リアルな夫婦の実像って自分の親しか知らないですよね。
ですので父は嫌いでしたか無意識的に親の夫婦関係が正しいと思ってしまっていたようなんです。
だから自分が結婚し元嫁との関係性も親の夫婦像をなぞっていた気がします。
親父のように嫁を殴ったりはしたことはありませんが、
コントロールしようとしていたと思います。
元嫁も本音は違うかもしれませんが、僕のその在り方に寄せていこうと努力していたみたいです。
そして、僕はそれがあたりまえだと勘違いしていました。
実は我慢していたのです。
別居してから何度か話した時にそう言っていました。
家庭を維持するために本音を言わず向き合ってこなかった結果です。
僕も違和感を感じながら夫婦やっていました。
完全別居のきっかけとなった事件があります。
それは、元嫁が僕に嘘をついて男と会っていたことがバレ、僕が激怒して出ていきホテル暮らしをしていた時に、父が泥酔状態で元嫁に『自分の旦那が病気なのにホテル暮らしをさせて嫁として平気なのか??殺すぞ‼︎』
と電話したことです。
かなりヤバい親父です。
これ、元嫁が警察に訴えたら事件になるようなことです。
それが大きな理由となり、子供を連れて出ていきました。
親父は翌日にはそのことが記憶に無かったようです。
その事件でわかりました。
親父は自分の心配を取り除くために他者をコントロールしようとする人間だったのです。
子供の頃から『お前のために言ってるんだ‼︎』とよく言われていてましたがそれは僕のためではなく自分のためだったんですね。
僕は親でも他人でも、あまり疑わないんです。
素直と言うかバカと言うか、、、
裏があるとはあまり思わないんです。
嫌いな親父でしたが根本的な愛はあると思い込んでいました。
間違いでした。
精神的自立のできてない幼い人間だったんですね。
すなわち、僕自身も親の姿を潜在的に正しいと思い込みなぞっていたということです。
そりゃ、夫婦関係も長くは続かないですよね。
おそらく、元嫁も似たような感じだったのではないでしょうか。
元嫁のお母さんも控えめで我慢する人でした。
お互い後付けのフェイクの自分で夫婦をやっていたわけですから長続きしないですよね。
この時に人間は無意識に過去の刷り込みや記憶をもとにして生きているということに気づいたんです。
親父の愚行がきっかけで別居し、離婚が成立するまで2年別居が続きました。
ここから僕の精神的自立の旅が始まったのです。
まだ続きます、、、