父の影響
うちの父親は酒を飲むと家庭内で暴れる人でした。
幼稚園生の頃、夕食時にハンバーグの皿を顔に押し付けられたことを思い出します。
父が酔っ払って僕のハンバーグに箸をつけてきたのです。
僕はハンバーグを取られると思って、「あーー💦」って言ったんです。
次の瞬間、皿を顔に押し付けられました。
「切り分けてやろう思ったんやー💢」と。
訳わかりませんよね。
"切り分けてやる=自分の愛情"
それを受け取らなかった幼稚園生の顔に皿を押し付ける。
完全な独りよがり愛。
言い換えれば自己愛。
父はそんな人です。
半寝たきりになった今でも変わっていません。
暴れて家族を殴る蹴るはできなくなったけど、いまだに気に入らないことがあると、かんしゃくをお越してベッドで白目むいて唸りをあげます。
やばい人。
精神的自立ができないまま年とってしまった人。
そんな父なもんですから、ちょっと変わった僕のような子供を受け入れるわけはありません。
ことごとく否定され、
大学生くらいまでずっと、
「お前みたいなあまちゃんに何ができるんだ」と言われてきました。
なかなかのトラウマですよ。
父は家族を自分のコントロール下に置きたかったのです。
しかも、暴力と恫喝で。
父は根本的な自己肯定感が低いのだと思います。
その裏返しが暴力と恫喝による家族のコントロールだったのだと。
パニック障害、鬱で休職中、
本当の自分(エネルギー体の自分)と後付けされた、"こうあるべき"のバランスが取れない状態が続き、鬱は悪化の一方でした。
サラリーマンとしてずーと我慢していた人生のゴミがパニック障害発症によって一気に噴き出し自分ではもうどうにもコントロールできなくなっていたのです。
そもそも、本当は望んでいない後付けの観念、価値観とエネルギー体の自分のバランスが崩れたから自律神経の不具合として身体に現れたわけです。
20年もの間よく我慢したもんだと。
自分って実はけっこう我慢強いんだなぁと(笑)
人は潜在意識で生きていて、それは生まれてからの後付けの学習結果なんだということが理解できるようになって随分楽になりました。
そして、本当の自分は意識体、エネルギー体であり、
エネルギー体の自分にも記憶や意志があるということも体験で理解できました。
(この体験については別記事で紹介します)
こちらがある意味では本当の自分と言えるのではないでしょうか。
本当は皆、そのことを知っているのです。
でも、今回の肉体に入り今回の人生をやるにあたって一旦記憶をリセットし、"今回の人生"と言う本当の自分を思い出す旅に出るのだと僕は理解しています。
パニック障害、鬱を経験、闘病、そして自殺しようと考え、自分の死について対峙したことでそのことに気づき、人生の第二幕が始まったのです。