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手帳は友だち。2023年-2024年の手帳の使い方

12月1日は「手帳の日」です。
ということで今回は、筆者の今年と来年の手帳を使い方とともに紹介します。

2023年上半期を終えての手帳紹介記事はこちらです。

2024年のスタメン手帳

1.torinco11(A5)/高橋書店

カバーは入れ替えて使います

2023年書き続けてきたtorinco11。
手帳の老舗・高橋書店の腕が光るシンプルで飽きの来ないデザイン、書き心地のいい本文用紙の品質は確かです。
特にゲルインクボールペンとの相性が良く、愛用のPILOT Juice upは紙の抵抗なくスルスルと書けます。

特に楽しかった日はスマイルシールを

〇主な使い方
・マンスリー…支出管理
・ウィークリー…行動ログ、しいたけ占い、週の振り返り
・フリーページ…2024年上半期・下半期のしいたけ占い

5年くらいバーチカルタイプで行動ログを書いています。
なぜ書くのかというと、ひとつは過ごし方のデータを取って体調管理に役立てるため。
もうひとつは、ダラダラ過ごすのを防ぐためです。
記録するのは手間がかかりますが、書いておくことでそれなりに色々頑張って過ごしているのが分かりますし、1年間の嬉しかったこと・楽しかったことも1冊にまとめられます。

また、torinco11と必ずセットにしているのが「マイノート」です。
特定のことについて深く考えたいときに使っています。
さまざまなノートを試してきた結果、スタロジーの1/2イヤーノートに落ち着きそうです。

2.モダングレース ミニ6/アシュフォード

2023年の途中に購入したシステム手帳です。
トラベラーズノートパスポートサイズで行っていたTODO管理をこちらで担当しています。

〇主な使い方
スケジュール管理(マンスリー)
・体調管理(フリーマンスリー)
・ざっくりした1週間の予定、1日のTODO管理(ドット方眼リフィル)
・中期的なTODO管理(ノックスのリフィル)
・息子関係の備忘録(長期休みの日程や学校用に準備するものなど・リフィルはさまざま)
・緊急連絡先一覧(無地リフィルに付せんを貼って)
・自分の趣味の支出管理(アシュフォードのマネーリーフ)

使っていくうちに「母・妻」としての役割を大きく占める手帳になりました。
TODOは服薬やサボり防止のための家事、テラス手帖の作業を主に書いています。
息苦しくならないよう、趣味でやりたいこともリストアップします。

また、息子が小学生になりその都度必要なものや予定が複雑になったため、学校のプリントをもらったら忘れないうちに必要事項を転記します。
出先でTODOを書いて、リフィルを移すこともあります(詳しくは後述)。

3.ダ・ヴィンチグランデ ロロマクラシック バイブルサイズ/レイメイ藤井

最愛のシステム手帳です。
2023年は活躍がすくなかったため、試行錯誤して使用頻度が高くなるようにしました。

〇主な使い方
・パーソナルデータ
・自分の取扱説明書
・自分の価値観
・エンタメ記録
・息子の語録
・メモ
・デコ雑記
※使っているリフィルはアシュフォードのメモリーフ小口ゴールド、Bindex、エトランジェ・ディ・コスタリカのクラフト紙リフィルなど

上記に加え、2024年からはアシュフォードの「曜日無しデイリーダイアリー」リフィルにデコ日記をつけます。
2023年にほぼ日手帳で行っていたこと(後述)をシステム手帳に移行し、毎日ロロマクラシックを使うようにするのです。

4.ピアス M5/ノックス

国内のシステム手帳ブランド・KNOX(ノックス)のロングセラー商品であるピアス。
システム手帳の最小サイズであるM5はクリアタイプの手帳を持っていたのですが、しっかりしたカバーのものが欲しくなり、11月に持ち歩き用の手帳として購入しました。

今のところ、出先で考えごとをする際のメモを書き、必要に応じてマイノートに貼ってさらに考えを深めています。
また、やらなければいけないTODOを書き出してミニ6の手帳に挟むと、そのままリストとして使えるため便利です。

手帳自体の紹介やカスタマイズについては、今月中に別途記事にします。

5.ちいかわ コミックデザインダイアリー(B6)/アートプリントジャパン

イラストレーター・ナガノさんによる漫画「ちいかわ」の手帳です。
身内が好きでだんだんと興味が湧き、ハマってしまいました。
ちなみに筆者はハチワレとくりまんじゅう、モモンガが好きです。

「コミックデザインダイアリー」は見開き8分割の週間ブロック式のフォーマットに、漫画のようにイラストや吹き出しを印刷した手帳です。
ほかにもスヌーピー、ムーミン、くまのプーさんといったキャラクターものや、自分で絵を描き込めるタイプも展開されています。

半分遊び感覚で、その日の良かったことやトピックスを書く手帳として使う予定です。
ただし、ちいかわは言葉を話せるキャラクターが限られており、それぞれセリフに特徴があるため、ある程度パターンを覚えてから書くつもりです。

2023年のほかの手帳

週末野心手帳/ディスカヴァー・トゥエンティワン

ブロガー・作家のはあちゅうさんと、NEXTWEEKEND代表の村上萌さんがプロデュースする手帳です。
年始めに元気のない時期があり、手帳で気分を高めようと選んだものです。

豊富なワークや前向きなコンセプトが気に入り、しばらく使っていたのですが、メンタルの不調がきっかけで書けなくなってしまいました。
不調がなければ地道に楽しく書けていたのだろうなと思います。

ほぼ日手帳オリジナル/株式会社ほぼ日

日記を書く前の状態

コピーライターの糸井重里さんが主宰するウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」から生まれたほぼ日手帳。長年多くのユーザーから支持されています。

夏頃にLOFTのセールで下半期の分冊版を購入してから、手帳デコに日記を書き加える形で使ってきました。
オリジナルは文庫版サイズのため、紙面を埋めるのにさほど手間がかかりません。
2016年にほぼ日weeksを使っていたのもあり、ページ下部に書いてある「日々の言葉」を読むのも好きです。

来年も使う予定だったのですが、手放すことにしました。
もっとロロマクラシックを日常使いしたい思いが強くなり、デイリーリフィルでデコ日記を書くことにしたためです。
その分年内は最後まで使います。

おわりに

「手帳の日ならば手帳の記事をアップしなければ!」と、手帳好きの熱量が暴発してイレギュラーな曜日の更新となりました。

長年綴じ手帳を愛用してきた筆者ですが、近年は長く使える・カスタマイズ性の高いシステム手帳の楽しさに夢中です。
ですが1年を1冊にまとめられる綴じ手帳の良さ、何でも受け止めてくれるノートの存在も手放せません。

「手帳が続かない」「同じ手帳を使い続けられない」という声を時々見かけます。
前述の通り、筆者も続けられない手帳が未だにありますし、10年以上さまざまな手帳を使ってきてもなお、使ったことのない手帳にワクワクして買ってしまっています。
ある程度の自省・自制は必要ですが、自分で縛りを作って楽しくなくなってしまうのは、とてももったいないことです。

手帳は友だちみたいなものです。
手帳の数だけ個性があり、毎日使わなくても、おしゃべりする(書く)準備をいつでもしてくれています。
気の合う友だちを探すように手帳を探し、ほどよい距離で付き合う。
次第に過ごす時間やおしゃべりの回数が増えたら、もう親友です。
もう使わなくなったとしても、出合いとともに過ごした時間はなくなりません。

そんな気持ちで、一つひとつの手帳と楽しく付き合えたらと願います。


今後も手帳・文房具を楽しく使うための記事を予定しています。

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