ふくよかな質感のM5手帳。ノックスの名品・ピアス
今回はシステム手帳の国内ブランド・KNOX(ノックス)から販売されているシリーズ「ピアス」のM5サイズを紹介します。
ノックス/ピアスとは
ノックスは株式会社デザインフィルが展開しているシステム手帳・革小物のプロダクトブランドです。
「ピアス」シリーズの誕生は1993年。
生後6ヵ月以内の水牛革・バッファローカーフを使用したカバーは指触りがなめらかで、ふくよかな質感と経年変化による艶が特徴です。
縫製やコバ(革の断裁面)の丁寧な仕上げによる端正な佇まいは、ビジネス・プライベート問わず使用できるデザインです。
2023年10月下旬にはヌメ革を使用した新たなシリーズ「N/PEARCE(エヌ/ピアス)」も発売されました。
カラー・サイズ展開
ピアスはロングセラー商品だけあり、幅広いサイズ展開です。
うち、M5は2021年9月に復刻したサイズで、元は約20年前に販売されていました。
カラー展開は主に5色です。
加えて、M5のみ復刻時にレッドが追加されました。
実際の購入品紹介
ここからは実際の購入品をご紹介します。
サイズはM5、カラーはレッドです。
システム手帳はネットの画面上と色合いの印象が異なる場合があります。
可能であれば店頭で実物を確認するのをおすすめします。
サイズは115mm×85mm。
横幅はスマートフォンとほぼ同じ、縦幅はだいたい手首から小指の高さまでです。
カードケースやコインケースより一回り大きいサイズとなっています。
リング径は11mm。
大容量ではありませんが、その分スマートに持ち歩けます。
ベルトタイプなので多めにリフィルなどを挟んでも調整がききます。
裏ポケットはありません。
内側左はポケットが3ヵ所。
リングの金具はシルバーで、左右のリングカバーはないため跡がつきます。
また、180度開くタイプではありません。
内側右はポケットが1ヵ所。
ノックスのロゴの型押しがさりげないアクセントになっています。
カスタマイズ
使うにあたり最低限用意したいのが、カバーとリフィルの干渉を防ぎ保護する「リフター」と、好みに応じた書くためのリフィルです。
M5のリフィルはほかのサイズに比べると品数がすくなめですが、ここ数年のM5手帳の人気につれて種類が増えています。
好みのメモ帳に穴を開けてリフィルにしているユーザーの方も多いです。
リフターは、手帳によっては標準でついてくる商品もあります。
使い始めて間もないため、さほどカスタマイズはしていません。
筆記用具はPILOTの「Acro500 0.5」を使用しています。
レッドのカバーに合わせ、シンプルな黒の軸を選びました。M5やミニ6サイズに合う、細身で短めの油性ボールペンです。
Acro500はボール径がより細い0.3もあります。
無印良品のチェックリスト付箋紙(現在同タイプは販売していません)にジャーナリングのお題を書き、リフィルの最後尾に貼ってあります。
出先で何か書きたいときのヒントにします。
画像右は100均のワックスペーパーをリフィルにしたものです。
推しを印刷した紙をアシュフォードの「ハードケースリフィル」に入れて、下に挟んであります。
後ろには穴を開けたポチ袋を挟み、ポケット代わりに。
こちらもカバーの色と合わせました。
カバー内側のポケットにはココフセンを入れています。
イラストレーターの兎村彩野さんとのコラボ品です。
おわりに
元々クリアカバーのM5手帳を持っていたのですが、「もっとしっかりしたカバーの手帳が欲しい」と思い立ち真っ先に浮かんだのが、ノックスのピアスでした。
レッドを選んだのは単にサイズ限定色だったためではなく、ちいさなサイズながら鮮やかな色合いに強く惹かれたためです。
ふっくらとしたピアスの革の質感は、いつまでも触っていたくなる魅力があります。
製品一つひとつにこだわりのある、ノックスの技術と美学を感じられる名品です。
今後も手帳・文房具を楽しむための話をお伝えしていきます。
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