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ドル円、米早期利下げ観測後退で155.35円まで上昇後、米10年債利回り低下を受け失速。


【11/18相場概況】

東京時間、ドル円は、先週末の流れで153.82円まで下落後、植田日銀総裁が講演で「経済・物価見通しが実現していけば、引き続き政策金利を引き上げ」「利上げのタイミングは、あくまで先行きの経済・物価・金融情勢次第」などの見解を示すと、市場の想定よりタカ派的ではないと受け止められ、155.13円まで上昇。欧州時間、ドル円は時間外の米10年債利回りの低下などを受け一時154.30円まで下押しとなるが、その後は154台半ば中心に小動き。NY時間、トランプ次期大統領による政策でインフレ再燃が懸念されるほか、FRBによる早期利下げ観測が後退していることなどでドル円は155.35円まで上昇。その後は、米10年債利回り低下もあり、154円台半ばへジリ安。
 

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