米経済指標が悪くても、ドル円の下値は限定的。日米金融政策差によるドル円買いの意欲は強そうだ。政府・日銀による円買い介入の警戒は継続だが、日経平均上昇とドル円上昇が連動しているため、ドル円が急騰しないかぎり、円買い介入は難しいとみる。
テクニカル的には大きな変化はなく、日足一目均衡表で「三役好転」(強い買いシグナル発生中)。フィボナッチ計測だと151.94円-127.21円の下げに対し61.8%(142.49円)を回復し上昇トレンド復活。今のところチャートの波形では、天井の兆しは見当たらない。
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20230704執筆 FXエバンジェリスト遠藤寿保