米国CPIは、ほぼ予想通り。FRBによる利上げペース緩和観測でドル円128円台
【1/12相場概況】
東京時間、読売新聞の「日銀による大規模緩和の副作用点検へ」との報道を受けドル円は131.37円まで下落。その後も軟調。欧州時間、日銀が18日の金融政策決定会合で、政策を修正するとの思惑の中、円買いが先行。NY時間、12月米消費者物価指数(CPI)は前年比6.5%上昇、コア指数が前年比5.7%上昇とほぼ市場予想通りで、前月比で鈍化。FRBによる利上げペースが鈍化するとの思惑で、ドル円は128.85円まで下落。
【1/13相場観】
CPIがほぼ市場予想通りで、前月比で低下。素直に売り込まれた。1/3の安値129.50円を割り込むと128.85円まで下落。週末なので買戻しが入りそうだが、更に新安値を狙う動きが出ると投げ売り(買い手の損決済)がでると、もう一段のの安値もあるかもしれない。
週足一目均衡表でみると、雲上限129.65円をわりこみ、好転が解消。テクニカル的も頑張り切れなかった感じがする。今週は、本日が残っているので最終形をみてみたいが、長い下髭は考えにくい。
下割れの目途は、随時Twitterで配信する。
20230113 執筆 FXエバンジェリスト遠藤寿保
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