武市知子

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  • コロナウィルスアップデート(ポッドキャスト 独和訳)

    ベルリンシャリテ ウィルス学 クリスティアン・ドロステン教授と、フランクフルト大学病院、医療ウィルス学 サンドラ・チーゼック教授によるポッドキャスト、「コロナウィルスアップデート」を 書き起こし、ノーカットで翻訳したものです。

  • ドイツ@Covid-19関連

    ドロステン教授のポッドキャスト以外でみつけた情報(不定期)

最近の記事

9月に放送されたポッドキャストです。かなり遅れましたがアップします。

    • ドイツ@Sars-CoV-2 コロナウィルスアップデート(115)  2022/9/23(和訳)

      フランクフルト大学病院 ウィルス学教授、サンドラ・チーゼック 聞き手 コリーナ・へニッヒ ------------------------------------------- STIKO は、オミクロン対応のワクチンをブースターとして接種することを推奨しています。対象はいままで通りで、若い免疫健全者に対しての推奨ではありません。しかし、もちろんこれは推奨されない、というわけではありませんし、さらにオミクロン対応、というのも2つの異なる亜種に対するものである、というところ

      • ドイツ@Sars-CoV-2 コロナウィルスアップデート(特別編) 2022/6/21(和訳)

        ベルリン・シャリテ 感染免疫学 ライフ エリック サンダー 聞き手 コリーナ・ヘニッヒ 平均新規感染者が先週5万人を超えました。夏の感染の波のはじまりです。そのような流行が夏に起こるのは、これまでは外国での話でドイツではなかったことですが、今年は対策義務が全て解除された初めての夏、ということにもなります。そのような状況下で、去年、一昨年に比べると明らかに高い感染者数を持って夏に入りました。さらに、新しいオミクロンの亜種が出てきて、BA.4 とBA.5が優勢になってきています

        • ドイツ@Sars-CoV-2 コロナウィルスアップデート(114) 2022/6/17(和訳)

          フランクフルト大学病院 ウィルス学教授、サンドラ・チーゼック 聞き手 ベーケ・シュールマン ------------------------------------------- 欧州疾病予防管理センターが、オミクロンの亜種である、BA.4と BA.5による感染拡大の警告をしてからまだ日が浅いわけですが、春の感染流行を乗り切った、と思ったのもつかの間、夏の感染蔓延が始まる傾向にあります。落ち着いた夏が来るのを皆願っていましたが、WHOは、BA.4と BA.5を懸念されるレ

        • 9月に放送されたポッドキャストです。かなり遅れましたがアップします。

        • ドイツ@Sars-CoV-2 コロナウィルスアップデート(115)  2022/9/23(和訳)

        • ドイツ@Sars-CoV-2 コロナウィルスアップデート(特別編) 2022/6/21(和訳)

        • ドイツ@Sars-CoV-2 コロナウィルスアップデート(114) 2022/6/17(和訳)

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        記事

          ドイツ@Sars-CoV-2 コロナウィルスアップデート(特別編) 2022/5/17(和訳)

          ハンブルク・エッペンドルフ大学病院 ウルリッケ・ラーベンス=シーベラー イェーナ大学 循環器内科 ダニエル・フィルザー 聞き手 コリーナ・へニッヒ ロベルト・コッホ研究所が発表するコロナ状況をみると、どの部分をとっても明確な下降傾向にあります。それは新規感染者数もそうですし、入院率、そして死者数も同様です。R値も完全に1以下、気候的にも夏効果が出てき始めています。しかし、パンデミックは決して終わったわけではありません。それは今後秋にかけて、ということではなく、現時点でも、と

          ドイツ@Sars-CoV-2 コロナウィルスアップデート(特別編) 2022/5/17(和訳)

          ドイツ@Sars-CoV-2 コロナウィルスアップデート(特別編) 2022/4/26(和訳)

          エアフルト大学 ヘルスコミュニケーション学 コルネリア・ベッチュ エアフルト大学 医療コミュニケーション学 ミリアム・イェニー 聞き手 コリーナ・ヘニッヒ 感染は明らかに減少傾向にあります。新規感染者数は減ってきていますが、発生指数は未だに3桁、取りこぼし率も高いと思われるのは、全員が検査に行くわけではないからです。これから数ヶ月の見通しはどうなのでしょうか。今、危機感の感じ方、リスクの認識度がより重要である、と感じます。心理学者の間ではこの現象はもうかなり前から話題とされ

          ドイツ@Sars-CoV-2 コロナウィルスアップデート(特別編) 2022/4/26(和訳)

          ドイツ@Sars-CoV-2 コロナウィルスアップデート(特別編)  2022/4/12(和訳)

          ベルリンシャリテ 免疫学教授 カルメン・シェイベンボーゲン ベルリンシャリテ 神経科 クリスティアーナ・フランケ 聞き手 ベーケ・シュールマン 多くの人にとっては、現時点でのSars-cov-2ウィルスによる脅威は許容範囲である、という印象を受けます。重症化に対するワクチンの効果は十分にあり、ワクチン接種者の入院リスクは減少しています。しかし、感染者にとっても、医療にとっても、落ち着いていた状態からは程遠い、と言わざる得ません。というのも、感染後に起こり得る後遺症が存在する

          ドイツ@Sars-CoV-2 コロナウィルスアップデート(特別編)  2022/4/12(和訳)

          ドイツ@Sars-CoV-2 コロナウィルスアップデート(113)  2022/3/29(和訳)

          フランクフルト大学病院 ウィルス学教授、サンドラ・チーゼック ベルリンシャリテ ウィルス学教授、クリスティアン・ドロステン 聞き手 コリーナ・へニッヒ、 ベーケ・シュールマン ------------------------------------------- 前回までで112回のポッドキャストが放送されました。その他にもいくつか他の先生をお迎えしての特別回があり、書き起こしが1432ページ分、、今日の分は含まれていませんが、、何度も読み直された方も多かったことでしょ

          ドイツ@Sars-CoV-2 コロナウィルスアップデート(113)  2022/3/29(和訳)

          ドイツ@Sars-CoV-2 コロナウィルスアップデート(112)  2022/3/15(和訳)

          フランクフルト大学病院 ウィルス学教授、サンドラ・チーゼック 聞き手 ベーケ・シュールマン ———————————————— ウクライナ情勢により、コロナウィルスがニュースの一面に出て来なくなっても、パンデミックが終わったわけではありません。悪いニュースが続く中、また地域によっては感染者数が増えてきています。数日間続けて下降傾向にあったのにもかかわらず、です。25000人の新規感染者、発生指数もまた記録を更新しました。ロベルト・コッホ研究所の発表によると、 現在1585

          ドイツ@Sars-CoV-2 コロナウィルスアップデート(112)  2022/3/15(和訳)

          ドイツ@Sars-CoV-2 コロナウィルスアップデート(111)  2022/3/1(和訳)

          ベルリンシャリテ ウィルス学教授、クリスティアン・ドロステン 聞き手 コリーナ・ヘニッヒ ————————————————  ちょうど、このポッドキャストを始めてから2年になります。その間に、世界中で590万人以上の人がコロナで亡くなりました。ドイツでも、122000人、ロベルト・コッホ研究所によると昨日はさらに235人が追加されたということです。ここまで発生指数が高かった感染の波はありませんでしたが、状況は変化しました。そして、多くの地域では感染者数が減少しています

          ドイツ@Sars-CoV-2 コロナウィルスアップデート(111)  2022/3/1(和訳)

          ドイツ@Sars-CoV-2 コロナウィルスアップデート(110)  2022/2/16(和訳)

          フランクフルト大学病院 ウィルス学教授、サンドラ・チーゼック 聞き手 ベーケ・シュールマン ————————————————  増える一方だった7日間の平均発生指数が初めて3日間続けて減少しました。本日の値は1437、5です。これは折り返し地点とみても良いのでしょうか。ラウタバッハ保健相は、流行のピークは過ぎた、として、今後は対策の緩和がされていく、とのことです。徐々に行われる緩和の詳細は、州首相会議で決められることになります。対策の解除を3月中旬に行う、というのもそのな

          ドイツ@Sars-CoV-2 コロナウィルスアップデート(110)  2022/2/16(和訳)

          ドイツ@Sars-CoV-2 コロナウィルスアップデート(109)  2022/2/1(和訳)

          ベルリンシャリテ ウィルス学教授、クリスティアン・ドロステン 聞き手 コリーナ・ヘニッヒ ———————————————— デンマークは全てのコロナ感染防止対策による制約を全面解除することになりました。マスクの着用もワクチンパスポートも必要なくなります。冬の真っ只中だというのに、です。それを可能にしたのは、高齢者の高いワクチン接種率によって落ち着いた医療状況だということですが、それに対してドイツは先週までに掲げていた自己目標には足しませんでした。これからの行き先は

          ドイツ@Sars-CoV-2 コロナウィルスアップデート(109)  2022/2/1(和訳)

          ドイツ@Sars-CoV-2 コロナウィルスアップデート(108)  2022/1/18(和訳)

          フランクフルト大学病院 ウィルス学教授、サンドラ・チーゼック 聞き手 ベーケ・シュールマン ーーーーーーーーーーーーーーーーーー オミクロンが完全に感染のメインとなってきました。同時に7日間の平均発生指数が553、とまた最高値に到達しています。74000人以上の新規感染者、というロベルト・コッホ研究所の発表ですが、これよりも多い可能性がある、とのことです。というのも、PCR検査のキャパが限界に近づいているからです。ドイツ国内の集中治療病床の使用率は下がってきていますが病院の

          ドイツ@Sars-CoV-2 コロナウィルスアップデート(108)  2022/1/18(和訳)

          インタビュー ウィルス学教授イザベラ・エッケレ2022/1/11(和訳)

          Wirtschaftswoche 11.01.2022 イザベラ・エッケレ ドイツ、シュパイヤー出身 ジュネーブ大学 ウィルス学教 新種ウィルス疾患研究所所長 エッケレ先生、先生はジュネーブ大学でコロナウィルスの研究をされていますが、今、ラピッドテストの試験を行っていらっしゃいます。ラピッド抗原テストはどのくらいよくオミクロンに反応するのでしょうか? オミクロンの拡大速度は速く、ラボでのデータが追いつかない、という前代未聞のシチュエーションです。ですから、今日の質問にも

          インタビュー ウィルス学教授イザベラ・エッケレ2022/1/11(和訳)

          ドイツ@Sars-CoV-2 コロナウィルスアップデート(107)  2022/1/4(和訳)

          ベルリンシャリテ ウィルス学教授、クリスティアン・ドロステン 聞き手 ベーケ・シュールマン ———————————————— 残念ながら2022年の年が明けても引き続き、Sars-Cov-2、そして新しいオミクロン株に対しての不明な点はありますし、このポッドッキャストで取り上げて行くべきテーマはまだまだある状態です。それでも、まずは新年のご挨拶をいたします。皆様にとって、良い年、そして特に健康な年でありますようお祈り申し上げます。 隣国である、フランスとデンマークの

          ドイツ@Sars-CoV-2 コロナウィルスアップデート(107)  2022/1/4(和訳)

          ドロステン教授インタビュー 2021/12/30(和訳)

          ベルリンシャリテ ウィルス学教授、クリスティアン・ドロステン  聞き手 フィリップ・マイ  ————————————————   Deutschlandfunk - Der Tag 今日のゲストは、2020年引き続き2021年も時の人となったお方です。ちょうど1年前のインタビューでは、それは特にご本人が意図したことではない、ということを仰っていましたが、その時にはちょうどイギリスから新しい感染力が増した変異株、B117、のちのアルファ株が出てきたところでした。現在ではオミ

          ドロステン教授インタビュー 2021/12/30(和訳)