
影響を受けた本
昨日は自分語りをしましたが、今日は大好きな本、創作に影響を受けた本を紹介しようと思います。その後は漫画、ゲームなどについても語りたいと思います。
あ、順不同です。思い出した順。
たくさんあるので、その2、その3となっていくかもしれません。
エルマーのぼうけん
ぼくのとうさんのエルマー=エレベーターが子どものとき……と始まる冒険物語。
つかまった竜を助けに行くんですが、出てくるキャラクターたちがみんな個性的。
冒険に行くには何が必要か、食べ物がなくなったらどうするか、などを考えさせてくれた物語でした。
みかんの皮は捨てると見つかってしまうのでちゃんとしまうのです。
冒険者たち(ガンバと15ひきの仲間たち)
町ねずみのガンバが、友達のハラペコに誘われて港へ行くと船ネズミたちが宴会をしていて、そこに一匹の島ねずみが助けを求めに来る……というお話。
イタチのノロイがめちゃくちゃ怖かった。そして最後が悲しくもかっこよくてね。
敵を知り己を知れば百戦危うからず、なんかも学びました。
はてしない物語
ミヒャエル=エンデ。一番大きな影響を受けた物語です。買う際はどうしてもハードカバーの装丁のものじゃないといけません。できれば学校で、人のいない放課後とかに読みふけると良いですね。
いじめられっ子のバスティアン・バルタザール・ブックス(イニシャルBBB)が本屋のカール・コンラート・コレアンダー(こちらはCCC)で出会う本を読み始めるが、いつしかそれは……自分自身が本の中にのめり込んでいくお話。
想像する力がどれだけ大切か。今でも、失いたくないと思って生きています。
グイン・サーガ
1巻の「豹頭の仮面」がやっぱり一番面白いというか、掴まれましたね。って実は17巻くらいまでしか読んでいないんです。実家にずらっと並んでいて、連載が終わったら読もうと思って……思って……栗本先生が亡くなってしまうとは。
ていうかその後も続いていくとは。笑
こうなったらもう、いつまで経っても読み終えられませんね。
双子の王子と王女が城から転移した先は辺境の荒れ地で、そこで出会ったのは豹頭の仮面をかぶった(呪いで取れないらしい)グインという大男で……というところから始まる壮大な歴史叙事詩。キャラや場面や各設定がすごい。大陸図を隣に置いて読まないと訳が分からなくなります。
双子の設定、城から転移する設定は真似しました。
アルスラーン戦記
1巻の「王都炎上」から始まって、「王都奪還」まで、こちらはちゃんと終わってよかった。笑
中村さんの漫画も買ってましたが、あれは終わらなかったのかな? 田中弘さんの漫画も欲しいなと思いつつ、買っていません。
隣国に攻め込まれたせいで少年王子は城を追われ、騎士、宰相、吟遊詩人などなど仲間を増やして、ついに王都を奪還するというお話です。
騎士ダリューンが好きすぎて……シキが……まあ、似ちゃってますね。笑
アルスラーンがとても素直で大好きでしたし、宰相ナルサスが統治者となるべきアルスラーンに王としての在り方を教えるシーンがとても印象に残っています。
トワイライト・サーガ
グイン・サーガと同じく栗本薫先生の作品ですが、こっちのがより好きです。旅する二人、毎回読み切りって形式が好きで好きで。
王子がいい味出しています。幻想的で、天野喜孝さんのイラストがめちゃくちゃ似合うのです。
王への手紙
オランダの作家トンケ・ドラフトの作品で、岩波少年文庫で読んだんだと思いますが、めちゃくちゃ良かった……!
明日は騎士になれるという夜、見習騎士は助けを求める声に応えて抜け出し……という始まりで、抜けだしたら叙勲は受けられないので悩むけれど、やはり騎士たる者、助けを求める声を無視はできない、と決心するくだりがとても良かったです。
直接世界を救う勇者ではないけれど、一人一人に役目というものはあるのだと考えさせてくれた物語でした。
はなはなみんみ物語
いわゆるポストアポカリプスものなんですが、ほのぼのとして可愛らしい世界観と、その裏にあるぞっとするような恐ろしさが素晴らしいバランスで共存している物語。
小人のはなはなとみんみ、その家族は仲間を探して旅立つ、という展開で、子供なりに日常が失われてしまう恐怖を感じたお話でした。
その2に続く
こうしてみると、ほとんど児童文学ですね。
ミステリとか探偵ものなんかも好きなのですが、図書館へ行くと今でも児童書のコーナーに向かうことが多いです。好きなんですよね、やっぱり。
まだまだ紹介しきれないですし、最初に漫画やゲームとも書きましたが、そういや海外の小説もあるしなあ……とか思ったり。キリがない。笑
山のようなインプットの嵐を経て、自分の小説が出来上がっているんだなあとつくづく思います。先人の素晴らしい作品のおかげです。ありがとうございます。
では、また明日。
いいなと思ったら応援しよう!
