そらのかがみ

大学4年生の日常。

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最近の記事

U25チケットが最強な件について

すっごく分かりやすいタイトルから失礼します。 先日ミュージカル『マタ・ハリ』を観劇してまいりました。ある時に突然思い立って観劇を決めたので、席種には期待していませんでした。それもU25チケットというものを初めて取ってみたので。 U25チケットは、今多くのミュージカルや舞台作品で設けられているチケット枠です。どの席になるかは分かりませんが、当日25歳以下であることが証明できれば誰でも購入できるものです。 今回『マタ・ハリ』のチケットはS席13,500円 A席9,000円 

    • 諸刃の剣

      人と関われば関わるだけ、人はぶつかり、自分の弱さに傷つきます。 人は人を傷つけるよりもはるかに多く、自分を傷つけているのです。 人が持つものはきっと諸刃の剣なのでしょう。 誰かに向けて振った剣は、受け止められた途端、自分に刃を向けてくる。 剣の出し方を間違えれば、相手を傷つける前に、自分を傷つけてしまう。 一方で、自分を傷つけなくて済む人たちもいます。 剣を振らない人たちです。 彼らは人へ刃を向けない代わりに自分の刃に傷つくこともありません。 彼らは圧倒的な優しさで人と戦

      • 2021/5/26

        今日、夢が終わるかもしれない。 今日は何をしようか。

        • 『愛がなんだ』

          『愛がなんだ』という映画をNetflixで観た。 詳しいあらすじや制作者、キャストは割愛し、私の感想をダラダラと書いて行きたい。そしてネタバレしているので、気になる方には注意をお願いしたい。ちなみに原作の小説を読んでいないので、これはこの映画に対する感想である。 まず最初に、『愛がなんだ』このタイトルの言葉がとても好きだ。だから、この映画がどんな映画か全く知らないままに再生ボタンを押していた。 「愛がなんだ」この言葉は愛を持たない人が口にしそうなものだが、この言葉を言う

          1年の重さを知らない人へ

          緊急事態宣言が出るということで、大学の授業がまたオンラインになった。 と言っても私は四年生でそこまで授業もなく、もともとキャンパスには研究会の活動の時だけ行っていた。 それでも、久しぶりのキャンパスは懐かしく、とても楽しかった。 学校内のカフェの店員さんは私が入学した日(それ以前から)ずっと変わらず、私の注文を笑顔で聞いてくれた。あの店員さんにもまた会えなくなってしまった。 そして私のサークルの後輩たち。私はもうサークルを引退した身なので、キャンパスに行けなくなっても

          1年の重さを知らない人へ

          料理をするということ。自分と向き合うということ。

          料理をしていると、何かと落ち着くことがある。 野菜を切る音に、油が跳ねる音に、卵をとく音に、なぜだかふと心が軽くなる瞬間がある。 私は料理が好きというわけでもないし、買い物は面倒だし、短時間でつくれるわけでもない。いつもつくり始める前は嫌々始めているくらいだ。 それでも、なぜか落ち着くことがある。日々やることや考えていること、不安や苛立ちにエネルギーを消費している中で、ふと無心になれるからなのかもしれない。そして、いつも変わらない日常の音を聞くせいなのかもしれない。

          料理をするということ。自分と向き合うということ。

          生き方の自己ベスト

          私は大学四年生をしているが、今になって、もっと違った学生生活もありだったな〜なんてことを思う。 もちろん自分が選んできた道に後悔はないし、かなり充実した学生生活だったと思う。でも、もしもう一度一から学生生活を始められたらそれはそれですごく良いだろうなって思う。 高校から大学は大きなギャップがある。大学生から社会人になるのと同じくらい。 大学に入った当初の私は、できることの多さに驚きつつも、自分が一番居心地のいいところを探した。その道は全く間違っていなかったと思う。けれど

          生き方の自己ベスト

          Based on a true story

          映画『Fukushima 50』を観た。ここでは概要は省略するが、わたしの感想は当時のことをもっと知りたい!だった。 恥ずかしながら私はfukushima50のことを知らなかった。映画を観た後に、なぜ50なのか検索し、関連するレビューを読み漁った。全ての映画と同じく、この映画にも賛否両論あった。良作だ、事実とは異なる物語だ、特定の意図を持った作品だ、プロパガンダになりうるetc... だが私はこの映画はとても素晴らしいと思った。震災の時小学生だった私は当時、津波や地震への

          Based on a true story

          今、生きたいと思えるか

          将来への不安はいつになったら生まれなくなるのだろうか? 私は中高一貫校に通っていた。高校生の時にアメリカに交換留学した。今は某私大に通っており、就活の真っ最中だ。そしてこの疑問。一体いつになったら将来に不安を感じなくなるのだろう。 小学生の時からずっと将来は不安だ。中学に受からなかったら…。部活で大会に出るメンバーに選ばれなかったら…。留学の試験に受からなかったら…。面接で不合格になったら…。大学受験に失敗したら…。研究会に入れなかったら…。就活で行きたい会社に行けなかっ

          今、生きたいと思えるか

          「夢は叶う」と言えるか

          私には夢がある。こう言うと大きく感じるが、私にはどうしてもやりたい仕事がある。けれどそれは、本当にできるかまだわからない。だからきっと、それは私の夢だ。 みんな今夢を見ているだろうか? 大人になっても夢を見続けられているだろうか? 子どもは夢を見たことがあるだろうか? 私は就活を始めて、やっと夢を見つけた。子どもの頃に描いたものはただの空想で、夢ですらなかった。今は本当に夢が叶うのか、その不安に苛まれる毎日だ。このnoteで私が話したいこと、それは「夢は叶うとあなたは

          「夢は叶う」と言えるか

          言うならばこれはepisode.0だ。

          自分が自分を好きでいられるように、今日からnoteを始めてみようと思う。 もう十分大人だと思っていた大学生というのは、案外まだまだ子どもで。というかそれを認識しているくらいには大人で、それに不安を覚えるくらいには子どもだ。 気がついたらそんな大学生活も残り1年になってしまった。何者でもない自分を書く勇気を持てずに時間を持て余してしまったが、時が追いついたみたいだ。 今日から私の、ただの日常を書こう。

          言うならばこれはepisode.0だ。