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shinobuwada
#166 有能になるには?
人間は簡単には有能になれない。
段階がある。
まずは「無意識・無能」。
これは何も意識しておらず、かつ能力もない状態、初期状態である。
最初に必ずこの段階からスタートする。
次は「有意識・無能」。
意識し始める段階である。
しかし意識するだけで、まだ能力を発揮することはできない。
練習段階と言っていい。
次は「有意識・有能」。
ここまでくると、能力を発揮することができるようになる。
しかしそれは「意識」したときだけである。
無意識の段階にはない。
なので、まだ完成とは言えない。
最後は「無意識・有能」。
ここまでくれば、無意識でも能力を発揮することができる状態である。
この段階を「有能」と呼びたい。
人間誰しも有能になるのは、この4段階を経ていることがわかる。
赤ん坊が歩けるようになるときも。
子どもがスキーを上達させるときも。
教員が指導言を操るときも。
この段階に至るには、「有意識」の段階が必要である。
つまり意識して、練習を積み重ねる期間が必要なのである。
何事においても、まずは大切にしたいことを「意識」して取り組み、だんだん無意識でもできるようにしていく。
日々、修行なのである。
では。