#1371 ネガティブフィードバックにおける空・雨・傘理論
子どもにネガティブフィードバック(ギャップフィードバック)をするときは,「空・雨・傘理論」を活用しよう。
まずは「空」。
これは「事実」を意味する。
目の前に表れている問題の事象(子どもの実際の様子)を,ありのままに子どもに伝える。
次に「雨」。
これは「起こりうる問題」を意味する。
その行動を続けると,「どのような問題が起こりうるのか」という可能性を伝える。
最後に「傘」。
これは「とるべき改善策」を意味する。
起こりうる最悪の未来を回避するため,どのような改善策をとるべきなのかを考えさせる。
このように,ありのままの事実を伝え,それを続けるとどうなるのかを伝え,今後どうすればいいのかを考えさせる。
まさにこれが「空」「雨」「傘」なのである。
子どもにネガティブフィードバック(ギャップフィードバック)をするときは,上記の理論を活用するようにしたい。
では。