#1358 教師は「物知り」ではなく、「学び方のプロ」であるべき
「教師が知識を何でも教える時代」は終わりを迎えた。
これからは「子どもたちが知識を学び取っていく時代」となる。
そんな時代の教師は、どんな知識でも持っている「物知り」である必要はない。
子どもに質問されたとしても、「そんなことは知らない」「そんな知識はもっていない」と堂々と答えればよいのである。
そして、「~で調べてみよう」「一緒に考えてみよう」と声をかければよいのである。
教師は「物知り」ではなく、「学び方のプロ」になるべきなのである。
「探究的な学びの過程を知っている」
「自己調整学習の過程を知っている」
「ノートやポートフォリオに知識をどう整理すればいいのか知っている」
「ICTの扱い方を知っている」
「調べ学習の方法を知っている」
「協働の仕方を知っている」
など。
上記のような「学び方」を熟知していればよいのだ。
そして、その「学び方」を子どもたちに指導していくのである。
「学ぶ内容」は教師ではなく、教科書やインターネットが把握しているだろう。
教師は「学び方」の方を把握しておき、時と場合に応じて、子どもたちに指導していくことが重要なのである。
ぜひとも、「学び方のプロ」になっていきたい。
では。