#1659 共に活動するからこそ、仲良くなる
教師は学級の「席替え」を自分で決めてしまう。
それは「荒れるのが怖い」からであり、「あの子とあの子の仲が悪い」と知っているからである。
しかし、教師がいつまでも「席替え」を決めていたら、その子ども同士の仲は深まらない。
考え方が逆なのである。
「仲が悪い→だから隣の席にしない」という構図ではなく、
「隣の席にする→仲が良くなる」という構図で捉えればよいのだ。
席を離しているから、いつまでたっても仲が良くならないのである。
席を隣にし、共に活動をさせるのである。
楽しい活動、大変な活動をたくさん経験させるのである。
そうやって、共に活動することで、自然に仲が良くなっていくのだ。
互いに「相手のことをよく知らない」だけなのである。
共に活動する中で、「相手のことが分かる」ようになれば、仲は深まっていくのである。
したがって、「席を離す」「隣の席にしない」という方法はナンセンスである。
「くじ引き」でもいいから、教師主導で席替えをすることから卒業することが必要なのである。
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