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#1876 コミュニケーションの原理
人は、他者と「つながりたい」生き物である。
なので、人と人が出会えば、コミュニケーションがなされる。
このとき、人は無意識に「自分のことを分かってもらいたい」と思っている。
これは深層心理レベルであり、自覚できていないことが多い。
しかし、人はたしかに「自分のことを分かってもらいたい」生き物なのである。
なので、「コミュニケーション」を求めるのだ。
それを踏まえれば、コミュニケーションにおける「原理」が見えてくる。
それは「相手の存在に興味をもつ」ということだ。
別の言い方をすれば、「相手の関心事に関心をもつ」ということになる。
人は「自分のことを分かってもらいたい」と思っている。
そして、この「自分のこと」というのは、「その人の関心事」のことを指す。
つまり、人は「自分の関心事を一番話したがる」生き物なのである。
自分の関心事であれば、人はいつものテンションよりも高く、意気揚々と話し始めるのだ。
なので、コミュニケーションをするときに大切にすべきことは、相手の関心事に関心をもち、それを「聞き出す」ことなのである。
そうすれば、相手は気持ちよく自分の話をし、コミュニケーションを楽しんでくれるのだ。
そして、相手は「この人は自分のことを分かってくれる」と感じるはずである。
こうやって、コミュニケーションをすることができる人こそ「コミュ力が高い人」なのである。