#1375 社会的な課題を解決する総合学習
総合学習は、「学校の課題を解決する」だけでおさまってはもったいない。
それだけでは、学校の域を出ることなく、学びが窮屈なものになってしまう。
そして、「学びは学校でしか行わないもの」という認識を子どもたちに与えてしまう。
これを打破するためには、「地域における切実な課題」を扱う必要がある。
そうすることで、社会的な課題を解決する経験をさせることにつながる。
社会的な課題の解決のために、子どもたちの学びは学校を飛び出す。
そして、自分たちの実践や努力が地域の社会的な課題を解決することが、子どもたちの達成感・成就感につながる。
さらに、学ぶことが学校の枠から出て、さらなる拡がりを生む。
このような構図が望ましいのである。
ぜひとも、総合学習をデザインするときは、「社会的な課題の解決」を重要視していきたい。
では。