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出口戦略に望むこと。

岸田首相は2月17日の記者会見で、コロナ第6波の出口戦略をとる方針を打ち出しました。もちろん、命に関わる事ですので慎重に進める必要はあると思います。それでも、PCR検査、ワクチン、治療薬等の条件が整いつつある今、出口戦略を将来に向かって進めていく意義は大きいと思います。

出口戦略ですが、岸田首相には次の事を望みたいと思います。

1.留学できる体制を整える。

事実上「鎖国」体制をとっている中で困っているのが、海外で留学を計画、予定している方たちです。日本から海外へ留学する、海外から日本へ留学するどちらもです。特に、大学院で修士・博士を取るために研究をする人なら、なおさらですよね。論文の添削はオンラインでもできますが、研究そのものは現地に行って初めて進められる事が予想以上に多いと思います。それに、いつまでも渡航できない状況が続くと、日本だけでなく世界中の叡智が止まってしまう事にもなってしまいますので、それは長い目で見たら困るのではないでしょうか。

2.マスク解除の基準を作る。

私は、いい加減マスク生活をやめたいし、病院等どうしても必要と思われる場所以外は解除してもらいたいのです。ただ、日本でそれをやるには政府が具体的な基準を策定して、ロードマップを示す事までやらないと、マスク解除がなかなか進まないのではないでしょうか。もちろん、リスクはありますが、お互いに平和で穏やかに暮らすには、お互いの顔がちゃんと見えてコミュニケーションが取れる事が大事だと思います。

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