帰省とU-NEXT

来月引っ越す。大学の近くに。電車に乗らなくてよくなるのが嬉しい。

本当にアラームが鳴ったのかを疑うことから始まる毎日。意外とちゃんと、時間を逆算して動くくせに、そのくせ発車時刻に間に合うことはほとんどない。一日のスタートでつまずいたらあんまり良くない日になるってのはこれ、世の理。

不動産屋のプランにU-NEXTが通常料金より月々600円安く使えるものがあった。サブスクとかよく分からないお母さんに、いかに有益なのか熱弁した。結果、許しを得た(うれしい)。

年末に帰省したら家のテレビが新しくなっていた。今までのはデカいだけの古〜いテレビでは、天才てれびくん以外でdボタンで遊ぶことができなくて小さい時はかなり悔しい思いをした思い出だ。新しいテレビでは、Abema・ネトフリ・Hulu・U-NEXT・YouTube・プライムビデオが見れた。ちょうどU-NEXTに加入したばっかりだったから、せっかくだからと私のこれまた新しいアカウントを登録した。

最初に見たのは大豆田とわ子と三人の元夫。

人生で一番好きなドラマを家族に見て欲しくて、勝手に再生して、みんなで観た。妹と、意外にも父がちゃんと観てくれていたと思う。母はいつも通りエンタメに文句をつける人だった。

「こんなさァ」
「・・・(とわ子にムチュウ)」
「離婚した人からさァ」
「・・・(しんしんかわいい)」
「迫られるなんてさァ」
「・・・(鹿太郎さん優しーね)」
「現実じゃありえないよねェ」
「・・・(八作ッッッッッ!!!!)」
「・・・」
「やめて?ほんと」

お母さん、脚本が坂元裕二だと分かった瞬間に褒めるのやめちくりー、全部が最高なんだから。私の好きを軽いものと思わないで。私のこと大事な娘だって昔から言うじゃん。

お父さんこういうの好きなのかな。だとしたら嬉しいけど、だからといって作品を薦めるとか、この先もないだろうな。最終章、多方面の愛が詰まった場面で他のこと始めるんだもの。ストレートな愛情のセリフに弱いよね。私はそこを照れないで観て欲しかったんだよ。

私の妹はバカなので何も考えていません、以上。シャイニングを観ている間、怖い怖いお母さん今日は一緒にお風呂入ろうと言っていたのに、ジャック・ニコルソンのことなんて忘れて、バカみたいに一人で大声でアイドルを歌いながら長風呂してたので。でもそこが妹のいいところ。正反対すぎて理解できない、The・オプティミスト。

U-NEXTありがとう。あなた作品数多いのね。生活が今までよりずっと豊かなものになると思う。最近は、名作と言われてる映画をまず制覇したい。そこから全てが始まる!

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