発達障害グレーゾーンの割合はどのくらいいる?
こんにちは!
発達科学コミュニケートレーナー
よしだけいこです。
今回は、
発達障害グレーゾーンの割合はどのくらいいる?
という疑問にお答えしますね。
世間的になじみが深いので、発達障害と書いていますが、
現在は、神経発達症と言葉が変わっています。
そもそも、
発達障害グレーゾーンというのは、
定型発達と知的障害のない
発達障害の間に位置しています。
発達障害の特性は見られるけれども、
社会に適応できないほどの
発達の遅れではないため、
ハッキリとした診断が
つかない状態のことです。
グレーゾーンの子は、
定型発達の子どもとの区別が
付きにくいので、
子どもの総数内、
具体的に何%を占めているかは
言い切れません。
支援を行う心理士や、
教員の経験などから
1クラスに10%の割合で、
いるのではないかと考えられています。
30人クラスなら、3人くらい
「ちょっと独特な子」
「なんか変わった子」がいる
といった感じです。
グレーゾーンの子どもたちは、
日常生活を送るのに
問題ない知能を持っているけれども
行動に特性があるため、
学校生活や集団の中で
苦労することが多くあります。
さらに、
グレーゾーンの特徴として
特性が少し変わった形で
出ることがあります。
それは、
ワガママにしか見えない特性として
出てくる場合です。
これを、特性なのかワガママなのかを
お母さんが判断することは難しいですし、
判断なんてできないことが
ほとんどだと思います。
こういったところに、
グレーゾーンの子育ての
難しさがあるのです。
ここ数年で発達障害の
診断基準が変わったのは知っていますか?
・どれぐらい日常生活で困っているか
・どれくらい社会に適応できていないのか
という点に重きをおいて、
診断するようになっています。
社会に適応できていない部分があって、
日常生活で困っているのなら
その場合は診断を付けましょう。
というような流れになっています。
診断がつかない
グレーゾーンのお母さんたちは、
「それって、わがままなんじゃない?」
周りからこんな風に、
心無い言葉を
受けることがあります。
ちょっと育てにくいけど、
この子の個性なのかも、、、
発達支援はやらなくていいから
もう少し様子を見よう。
などと思いがちです。
子どもは困りごとをおこす生き物で、
まだ、成長過程の段階ですから、
そう思うのは、当然かもしれません。
けれども、
様子を見て困りごとは減るでしょうか。
お母さんが、
育てにくいと感じることがあったら、
そして、将来が不安だと感じたら、
「この子の個性だから」で
問題を先送りするのではなく、
困りごとが増えないように
できることを考えていくのが
一番重要です。
なぜなら、
お母さんが抱える困りごとの裏には
子ども本人にとっても
困り感や、とまどいが
少なからずあるからです。
診断がつくかつかないかで
受ける支援は変わってくるので、
診断をないがしろにしていいと
いうわけではありません。
困っている本にとって、
過ごしやすい、適応しやすい環境は
めちゃくちゃ大事ですからね。^^
それでは、また♪
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