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チロルチョコとおじいちゃんの思い出

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こんにちは!
発達科学コミュニケーショントレーナー
よしだけいこです。


今日は発達は関係なく
思い出話しです。


少し暗い話が一部ありますので、
やめておこうと思った方は、
ここで引き返すことをおすすめします。

怖かったけど、
おじいちゃんが大好きだった私。


ヤマハのバイクに乗っていて
いつもどこかに出掛けていて
謎が多かったおじいちゃん。



ある日突然、
私にチロルチョコを箱買いして
渡してくれました。


これが、
おじいちゃんからの最初で
最期のプレゼントでした。


私は何も知らなかったので
お葬式の日、
なぜ亡くなったのかも
よく分かっていませんでした。


住んでいた家の隣は空き家で
ずっとシャッターが
閉まったままでした。


時々、新聞受けから
中を覗きました。 


そこから見えたのは、
ホコリっぽいマットと
上から垂れるロープと
枯れた花びらと花瓶。


この光景は、
今でも思い出せるくらい
ハッキリと写真のように
残っています。


幼いながらに何か
異様な空気を
感じていましたが


おじいちゃんと
この光景は
繋がりませんでした。


私がおじいちゃんの
話を聞いたのは、
成人した時でした。


いろいろな感情が
駆け巡りました。


お人好しで騙されて
命を断つことになった
おじいちゃん。



チロルチョコが好きなことを
知っていてくれたおじいちゃん。


植物が大好きだったおじいちゃん。

菊の花のダルマづくりや造園で
一目置かれていたおじいちゃん。

バイクに乗っていたおじいちゃん。


このぐらいしか
記憶にはありませんが


おじいちゃんが
遺した本の影響で
植物が好きになりました。


私がバイクに憧れたのは
昔、おじいちゃんが
バイクに乗って遠くまで
出掛けていたことに
憧れがあったからかもしれません。



わたしの中に、
おじいちゃんの血が
しっかりと息づいている。



チロルチョコを見るたびに
思い出すおじいちゃんの記憶。



そんなことを
話したこともないのに、


娘が時々、
ママ!疲れたらこれ食べてね。と
チロルチョコを渡してくる。


一瞬で複雑に絡まる過去を
思い出すけれど


娘が渡すチロルチョコは、
今ここに存在するもの。


悲しい想い出から
現実に引き戻してくれる娘。


彼女はこう言う、

「ママを助けるために
   生まれてきたんだよ」


だから私はこう答える、

「ママのところに
   生まれてきてくれてありがとう」
   



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6歳までの不安が強い繊細な子が
人前でパフォーマンスできるようになる
発達科学コミュニケーション
トレーナーよしだけいこ
   
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