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繊細な子と超繊細な子
【繊細な子と超・繊細な子】
asdグレーゾーンを一括りにしてしまうのは、ちょっと大雑把な考えかただと私は思っています。
asdの多様性がスペクトラムと言われるのと同じように「不安の高さ」で分けた方がいいと考えていて、わたしはこのように定義しています。
感覚の高低もありますが、身体の反応は不安の高さによって反応が変わるため、あえて書いていません。
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私が思う「繊細な子」とは、
hscと呼ばれる子どもたちや
asdグレーゾーンの子どもたち
「超繊細な子」とは、
もちろんhscにも入るけれどその中でも
asdの特性と不安症の特性が
重なりあって身体症状がすぐに反応として
出てしまう子どもたちです。
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♢
前者は、
共感、寄り添いが
必要な段階もあるが、
その対応を続けていくと
かえって怖がるようになったりして
アダとなる場合もある。
一方後者は、
共感、寄り添いは
デフォルトであり
乗り越えさせる練習は
年長や小学校低学年では必要ない。
強い負荷をかけると、
身体症状を強めてしまい
余計に悪化することもある。
守りながら育てるのがデフォルト。
周囲に不安の高さが伝わらなくても
周囲に過保護だと言われようとも
親だけは理解を示してあげたい。
ただひとつ、
共依存にならないような
親の「導き」が必要です。
♢
超繊細な子は、
ストレス負荷が強くかかる場面で
身体症状が顕著にでます。
症状の出かたは人それぞれ。
まずは子どもの行動をみて
その行動をそのまま受け取り
表出している部分を観察し、
この子には不安症の
何が隠れているのかを
アセスメントし
まずは家庭から始め、
わが子を理解した上で
園や学校でできることを
探していくことが必要です。
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