無所属のコツ
日本という帰属意識の高い国民性を持った人間が多い国に生み落とされたということは、どこかしろ所属しなければならないという意識や理念が芽生えるのは仕方がないことだ。
しかしながら「所属」ということは、他者に搾取され、搾取するの相互依存関係が並行に生じてきてしまう。私はこのような気持ちの悪い構造は〈友達〉という利害関係を持たないものであれ、それとは真逆に、団体や組織、企業といった利害関係が帯びてくるものであれなくしたいと思っていた。以後に、人間と絡まなければよいという解決法に至るも、まずどういった人間関係なのか?を深く追求したところ「無所属」に行き着いたわけだ。
特に、「無所属」に興味を持つものや、なりたいと願う人は、そういった時間や金銭の絡む事柄や、そもそも人間関係が嫌になってしまった人たちだと考える。
私の提唱する「無所属」とは、上記にもある通り、時間の問題や利害関係、人間関係にまつわる所属関係から抜け出したいと思った人たちにぴったりな方法だ。
無所属になろうと思ったら即座に、その団体や組織、企業、人間たちとの関係を遮断するべき。別にばっくれても法律的にアウトなわけではない。顔を一生合わせなければいいのです。そして、国の法で頼れるものには思いっきり頼る。それが無所属の理念。
なによりも〈自由〉の獲得が第一優先
他人に縛られず、振り回されない。
それが第一に大切なこと。
まず、人間は〈意思を持った生き物〉であるから、ロボットではない。だから一人の人間と絡んでも〈徳〉は発生しない。
一時的な徳は〈徳〉ではないのです。