訪問したら倒れてた。
サ責兼ヘルパーの自分が、
入浴介助の支援で一人暮らしのAさん宅を訪問。
インターホンを押すも反応なし。
郵便受けには2日前からの新聞が入ったまま。
なんか嫌な予感、、、。
玄関の鍵はかかっておらず、入室。
リビングの床にAさんが左側臥位で倒れている。
小さい時から耳が聞こえない方であり、いつもジェスチャーと筆談でコミュニケーションをとっている。
さぁ、どうする?????
やば、救急車を呼ばなくちゃ。
いやいや、まずは状況確認からでしょ。
と、頭の中を整理しながら、、、
意識はあるのかないのか?
肩を叩くと目を開く。意識あり。
出血及び外傷などの有無は?
出血及び外傷はない様子。
嘔吐物はない。
尿で汚れたパッドが床に転がっている。
コミュニケーションはとれるのか?
ジェスチャー及び筆談でコミュニケーション可能。
表情はいつもと変わりない様子。
何が起きたのか?
筆談とジェスチャーで確認。
階段から落ちた。腰や股関節、肩が痛い。痛くて動けない。
3日前くらいから食事をとれていない。お腹の調子が悪い。
いつから倒れていたのか?
・・・・・不明。
バイタルは?
体温・血圧・脈拍数はいつもと変わりなし。
室内の状況は?
暖房がついている。カーテンが閉まっている。電気がついている。
暖房がついていた為、暖はとれていた様子。
救急車を呼ぶ?
痛みから動くことができないようであり、救急車を呼ぶか確認。
救急車は呼ばないでください。黙っていて下さい。との事。
Aさんの担当のBケアマネジャーに電話し、上記報告。対応を相談。
BケアマネジャーがAさん宅に来ることに。
Bケアマネジャーが来るまでに、自社の管理者に電話し、状況を報告。
Bケアマネジャーが到着。
痛みが強く、動ける状態ではない為、Aさんを説得して救急要請。
10分後くらいに救急隊員到着。
救急隊員に第一発見者である自分が上記の状況を報告。
また、病歴と薬の情報も報告。
Bケアマネジャーからご家族様に連絡。
ピーポーピーポー。
休憩を返上して、報告書を作成。
夕方にBケアマネジャーより電話あり、入院になったが、骨の異常はなく、他も特に問題なかったとの事。
????
Bケアマネジャーも自分も、あの状態で何もなかったの?
と、???????が頭の中に。
まあ、何もなかったのなら良かったのか。
このような感じで、今日は緊急時対応があり、頭が疲れた一日だった。
自社の管理者に報告し、長い長い一日が終わった。
訪問日が1日遅かったら、脱水でどうなっていたことやら・・・
とにもかくにも、Aさんが無事で何よりだ(^^)