素敵な場所を発見しました。
みなさま、こんにちは。
創作系寺嫁のゆかでございます。
さて、本日は、とある施設をご紹介いたしたく、記事を書いております。
とある日のこと。
家族旅行の行先を決めていた私は、帰り道にどこかに寄ることができないかと、グーグルマップと首っ引きでネットの海をさまよっておりました。
メインの行先は伊勢志摩ですので、四日市までの帰り道で通る都市は、
松坂市・鈴鹿市・津市あたりです。
とりあえずは情報収集だと、
「〇〇市 観光」や「○○市 博物館」などで検索。
立地が分からないので、出てきた建物を次々にマップに表示させて場所を確認。
行けそうなところにある場所は公式HPでどんな場所か調べる……という作業をしていた私の目に、とある美術館が飛び込んで参りました。
その名も、「ルーブル彫刻美術館」
ええ?
なんだか怪しいお名前ですね??
だってここ、三重ですよ?
津市の中にあるんですよ?
榊原温泉のお近くにある田舎の美術館に、「ルーブル」??
どういうことだと思って公式HPを検索した私は、とりあえず三度見くらいしました。
まずもって謳い文句がこれです。
『ルーブル史上初めて門外不出の展示彫刻作品の実物から直接型を取り、
ルーブルの技術陣がその総力を結集して
当姉妹館の為に実物と寸分たがわぬ姿で完成しました。』
いやいや、そんなこと言っても、どうせサッと運んでこれるようなマイナーな彫刻の方が多いんじゃないです?
と、疑いのまなざしを向けながら「ギャラリー一覧」をめくりますと。
ミロのヴィーナスにサモトラケのニケ。
ネフェルティティの胸像にロダンの考える人ですって???
ルーブル美術館だけじゃなく、大英博物館やメトロポリタン美術館所蔵の彫刻もあるらしいんですって??
さらに驚いたことに、ハンムラビ法典まであるじゃないですか!!
公式HPには、
『古代から近代までの作品1,300点すべてがパリ・ルーブル美術館から日本へ運ばれ、 展示されているのですから、まさにパリ・ルーブル美術館の彫刻展示室がそっくり そのまま日本へ移動したようなものです。』
とありますから、普段展示されていないものを含めると相当な数の所蔵品です。
全てが本物そっくりのレプリカだとしても、歴史の勉強やデッサン、彫刻などをする美術関係の方には垂涎物のはず。
それらがなんと、パリに行くことなく、三重県津市の美術館で一気に見ることができるというのです!!!
こんなことってあるのでしょうか?
鳴門に、世界の著名作品のレプリカを集めた大塚美術館がありますが、あれもかなりの見応えでした。
なんせ原寸大の、ありとあらゆる絵画がわんさかあるんですから、まさに垂涎物です。
中学生の時に連れていってもらいましたが、いろんな知識を身につけた今行くと、あの頃よりももっと感動するのだろうな、と思わずにはいられない場所でした。
その、大塚美術館に匹敵するレベルで著名な彫刻作品が、なんと三重県津市にあるというのです。
ともみさんに、「これ知ってますか!?」と慌てて尋ねたところ、
「なんか、怖い奇妙な像があったな…?」くらいのイメージで、学校の遠足などでも行ったことがないそうなんです。
え??
本場パリと遜色ないあの彫刻群がこんなにもあって、この程度の知名度なの???
常々思っていましたが、三重県ってなんでそんなに宣伝しないんですかね??
これ、全国的にもっとこう、ばーっと宣伝されてもいいと思いますよ??
伊勢神宮は有名すぎて何もしなくても人が来るから宣伝しないのであって、他の魅力的な施設やなんやかんやは、適切な宣伝が必要だと思うのは私だけですか???
なんという宝の持ち腐れ!!!
みなさーん!!!
三重県って、実は結構すごいのいっぱいあるんですよーーー!!
こっそりひっそりしてて、なんの宣伝もしていないだけで、
調べてみたらかなり見応えあるいい場所がたくさんあるんですよーーー!!
と、声を大にして言いたくなった私なのでした。
結局、津市は日帰りで行けるからまた今度、ということで、このルーブル彫刻美術館に足を運ぶことはありませんでしたが、
三重県はもっともっと全国的に宣伝してもいいと思うよ!?
という美術館があるということを、皆さんにも知ってもらいたいな、と思った出来事でした。
また、このように知られていないけれど行くべき!!場所が見つかったら、こうしてお知らせしていこうと思います。