今日の仏教語 その2
今日の仏教語 その2 でございます。
みなさま、おはようございます、こんにちは、こんばんは。
これでどの時間、どの場所で見ていただいている方にもおおよそご挨拶できたのではないかと思います。
創作系寺嫁のゆかと申します。
本日ご案内する「今日の仏教語」は、
じゃじゃん!!
「世界」 です!!
そうです、「せかいーじゅーうーだれだーぁって♪」のあの「世界」です。
えっ!? と思ってくださった方、ありがとうございます。
夫のともみさんと、最初におしゃべりした話題でもある「世界」と言う言葉、実は仏教用語なんですね。
「世」が「時間」を、「界」が「空間」を意味しまして、これひとつで宇宙全てを指します。
より厳密に言いますと、
仏教の考え方では、
「世」は、過去・現在・未来の三世(ルパンじゃないですよ!)を表す字だそうです。
「界」は、東西南北と上下の意味を持ちます。
それらを合わせて、「世界」とは、「衆生が住む時間と空間との全体を言う」
そうです。
つまり、「世界中の子どもたちが一度に笑ったら~♪」と言う場合、笑っている子どもは、今生きている子どもたちだけではなくて、今まで子どもだった私たちも、すでに亡くなった方々の子ども時代も、まだ見ぬ数十年後に生まれてくる我が子・我が孫たちも、全ての「子ども」ということになるわけですね。
うわ、めっちゃいるじゃん!! と思ったでしょう。びっくりですよね。
今までの地球上にいた人類の総人口って、一体何人なんでしょう?
さらには、これから生まれてくる人数なんて、それこそ人類滅亡しない限りは無限に増えていくはずですから、星の数よりも多くなりそうですよね!
(地球が滅んでも宇宙のどこかで生き続けそうなので、地球滅亡は考えないことにします)
なので、「世界中の人にこの記事を見てもらいたい!」という夢は、厳密にいうと叶わないことになってしまいます。
だって、過去に戻って聖徳太子や藤原道長にこの記事を読んでもらうことは出来ないわけですから。
まあ、そんなことを言っていたら、めんどくさい揚げ足取りのオバチャンになってしまいますので、ここは素直に、「ご縁をいただけるなら世界中の人に見ていただいて、ちょっと人生の羽休めにしていただきたいな」と思うことにしております。
と、いうことで、今回の仏教語は、「世界」でした!
このコーナーでは、身近にあるけど仏教に関する言葉だとは思ってなかった!というような言葉を紹介していきたいと思います。私は無宗教で神も仏もし~らない!だなんて思っていても、こんなに自分の中に馴染んでいるんですよね。なんでも受け入れてしまう日本ならではなのだと思います。
知っていたよ、知らなかったよ、へえ~そうなんだ!などなど、感想いただければ嬉しいです!
皆様と良いご縁がいただけますように!
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