母になって思うこと
みなさま、こんにちは。創作系寺嫁のゆかと申します。
早いもので、私が母となって2年半が経ちました。
子どもができたから、一緒に成長して親になっていく、とは言われますが、私の内面……とくに性格が変わったとかいうことはありません。
依然と同じ価値観で、
嫌なことは嫌だと思うし、
自分を甘やかしておいしいものでも食べたいな、と思うし、
やりたいと思うこともなんにも変わっておりません。
そういう意味では、アイデンティティへの変化は、
起きませんでした。
が、年相応の変化が起きて、子どもの頃のアニメを見た時の感想が変わるように、
子どもが出来て、歩き始め、自立していく様子を見ていく中で、
私の中にも考え方の変化ができていたようです。
……だなんて、ちょっとかっこいい書き出しを考えてみましたが、
いったい何があったかと言えば、映画を見ただけなんですよね。
そう。
ずっと、ずーっと見に行けなかった!!!
コナンの!!!
映画を!!!
見ましたーーー!!!
ネタバレ禁止ーーー!!
と、思ったあなた!!
ご安心ください。見たのは昨年の「ハロウィンの花嫁」でございます。
今年の怪盗キッドではございません。
「ハロウィンの花嫁」も見てないよ!
ネタバレ待って!!
という方は、ぜひここでプラウザバックをお願いいたします。
いいですね??
さて。
ようやく見れた「ハロウィンの花嫁」なんですが。
いやぁ、すごいこと考えますねえ、青山さんは!!
渋谷を爆破!?
いやいや、私も小説で結構なことを書いておりますけど、ここまで物理的に渋谷をドッカンさせようと思ったことはありませんよ??
よくまあ思いつきますね??
こんなあれを……。
全体の感想としましてはこんな感じなのですが、
今までと違ったところに着目した場面がありました。
「ハロウィンの花嫁」は、登場人物が過去も現在も入り乱れた上に、コナン合わせて5陣営ほどが入り乱れて話が構成されている都合上、
序盤の方に、毛利のおっちゃんが退場するんですね。
最初から園子すら登場しないのも頷けるというものです。
そうそう鈴木財閥の建物ばっかり壊していてもマンネリ化しますしね。
そういう大人の事情を含みつつ、しっかりとおっちゃんの見せ場を作った上での退場に、大変感心しつつ見ておりましたが……
ここで母的突っ込みポイント発生!!
蘭姉ちゃん!!!
父親が入院したなら、あなたが付き添って全てを担うんじゃなくて!!!
まっさきに!!
何をおいても!!!
母親に連絡しなさい!!!
夫である毛利のおっちゃんに対しての情はともかく!!
お母さんはあなたが心配ですよ!!!!!
蘭姉ちゃんはしっかりしております。
主人公がコナンであるがゆえに、どちらかと言えば大人枠です。
ですがね!!
あなたもまだ未成年なんですーーー!!
万が一のときの同意書なんかに、サインはできませんーーー!!
父親を支えよう、心配だから傍にいよう、とするのは大変結構なことですが!!
とりあえず、看病はする方も疲れるんですから!!
夜遅い時間に病院に意識が戻らない父親の傍にいるんなら!!!
ははおやにれんらくしてくださーーーーい!!!
知らないとなんにもできないでしょ?
心配するでしょ!
もーーーーー!!
と、蘭姉ちゃんを説教したくなりました。
自分のむちゅめが同じことをしたら、絶対に説教する自信あります。
こういう場合の対処法を、しっかり叩き込んでない旦那にも説教する自信あります。
そもそも、こんな対処法しかしない時点で、旦那に子どもを任せておけないので、自分の方に引きとる選択になると思いますね。
まさかこんなところに突っ込みたくなるとは思っていなかったのですが、
きっと「お母さん」視点でコナンの映画を見返すと、いろいろ出てくるんだろうなあと思いました。
さて、そんなわけで、「母親になったからこそ出てきた視点」に、ちょっとそわそわしながら映画をみたお話、なのでした。