見出し画像

夢・仲間・未来へ

TERASの相澤です。

今回初めてnote を書かせて頂きます。
長文ですが、とっても夢の溢れるお話を書きましたので、是非最後まで読んで頂けると嬉しいです!


12月6日〜9日の4日間、東京・原宿で行われたスナワチPOPUP原宿2024にご来場頂きありがとうございました。

また、12月14日にTERASにて行われた施設内販売会にお越し頂けた皆様、インスタライブをご覧頂いた皆様においても、ありがとうございました!

インスタライブでもお話させて頂きましたが、
12月8日(日)、TOMOSのメンバーさんがスナワチPOPUP現地で刺し子の実演を行いました。

彼女がデザインされたポスター


「刺し子に興味を持ってもらいたい」
「外国の人と話をする事が私の一つの夢」

ワクワクしながらも本番当日の朝、いつも陽気な彼女からすごく緊張感が伝わってきました。
しかし、東京に入り、都内の景色に目を輝かせながら会場入りし、いつもやっている日光浴のルーティンもこなして徐々に自分のリズムになっていき準備万全。


毎朝のルーティーンの日光浴中


そこからいざ本番!いつも施設でやってくれている様にいつも通り刺し子を実演してくれていました!

現地に来て下さった、お母様とお姉様も彼女の作業する姿を見て、
「こんなに素早く丁寧に刺し子が出来るんだ!」と感動されていた姿もとても印象的でした。

ご家族も応援に来て下さいました


また、栃木からも昔からのご友人が応援に来て下さり、数年ぶりの再会を果たせた事にもまた感動的でした。
さらに、普段からTOMOSを応援して下さっている方から人生初めての自分に対しての差し入れを頂きました。
その差し入れを下さった方は、元々日本を代表するアスリートの方で、自分がファンの方から頂いた差し入れの価値や意味をとても大切にされており、
「自分が彼女に差し入れをする1番初めのファンでありたい」
と、彼女に差し入れと言葉によって応援して下さっておりました。

刺し子実演中


そして、彼女の夢でもあった「海外の人と話をする」という事も実現しました。
その話をしている時の彼女の目はとても輝いていて、海外にも聾学校や福祉施設があるという話を聞いた事から、新たな目標ができた様です。

「国際手話を勉強したい」

施設内販売会で手話で接客をする彼女


翌週になり、事業所での出張の報告会をしました。
原宿で刺し子をやりいろんな方に見てもらえた事。
海外の方と交流ができた事。
そんな彼女から、

「すごく貴重な経験をさせてもらい、とても楽しく1日を過ごす事ができました。また機会があれば行きたいです」

と、素晴らしい話をしてくれました。

その彼女の報告を聞いた、他のメンバーさんから、
「私も、東京や他の場所でも、現地に行って刺し子をしてみたい!」
という声もあり、嬉しさもあり、心が震えました!

翌週事業所で報告会


今まで、東京に行くという事や少し遠方に行くという事が難しい事と考えていた人もいたとは思いますが、今回のチャレンジによって、他のメンバーさんとしても遠方に、外に出ていくという事が身近になったのかなとも感じる事ができました。

今回のメンバーさんとの出張は、彼女本人にとっても、TOMOSにとってもとても大きな有意義なチャレンジだったと思います。

「境目のない世界をつくる」

当社の理念でもありますが、今後見据えているオープンファクトリーも含めて、TOMOSのメンバーさんが、地域に、日本に、世界に出ていく事で今まで当たり前に考えられなかった事が、当たり前に近づける様に「できる」可能性を発信していければとも思います!

またこの様な機会があった時にも、是非応援して下さると嬉しいです!

たくさんの人の未来に「灯り」が灯ります様に。。

<あとがき>
彼女に最初に東京の原宿で刺し子をしてみませんか?と話した時に、目を輝かせて「はい!頑張ります!」と力強いお返事を聞いた事を今でもハッキリと覚えています。
彼女は聴覚障害があり手話を使いますが、コミュニケーションをとる事が大好きで、事業所の中でもとっても愛されている人です。

TERASハラカド店にて


そんな彼女の夢が叶った日に立ち会えてとても感動的でした。
彼女が全力で私の元に走ってきてキラキラした笑顔で「海外の人と話せましたー!」と言ってくれていた姿は忘れられない瞬間です。

想いは、人によっても、物によっても繋がれていきます。
今回の彼女のチャレンジによって、彼女自身にも、家族にも、身近な人達にも大きな喜びと可能性が生まれました。
彼女の体験から、「次は私も!」とモチベーションになり目標が生まれる同僚であるメンバーさん。
この経験や出来事がきっと彼女達の未来への選択肢を広げ、夢が広がっていけると思うと、とても幸せな出来事でした。

私たちはメンバーさんの夢の続きを共に歩める役割として、これからも共に笑いながら、いろんな景色を見ていきたいと思いました。

それではまた!
これからも新たなチャレンジを伝えていきたいと思います!

いいなと思ったら応援しよう!