まずは聞いてみよう。(療育手帳、その他諸々)
今日は子供の療育手帳の更新の日。約5年ぶり。今まで、子供専用の施設で判定をしてもらっていたが、20歳を過ぎているため別の施設での判定。
しかし、急遽電話がかかってきて、緊急事態宣言のため、電話判定になってしまうことに。対面でないのにどうするのだろうと少し心配になる。
ちょうど、手帳更新の手続きに行ったついでに行政に年金(障害基礎年金)について相談もしていた。膨大な資料、連絡先の数々・・・
何から手を付けていいかさっぱりわからない上に、わからないから相談にいったけど、まったくわからないままで帰って来た。
そして更新の電話がかかってくるのを待つ。
約30分ほど聞き取りがあり、出来ること、出来ないことを淡々と伝えていく。答えてる最中、ああ、こんなことは出来るんだなと改めて気付いたりもする。
そして年金はもらっているか?との質問に、いいえと返事したら慌てて1から細かく説明してくれた。
人に簡単に相談できる内容でもないし、ネットで調べたら余計にわからない。私自身、手続き関係にかなり弱く、膨大な資料をみて完全にお手上げになっていた。正直にそのことを伝えると、まずはここに電話する、その次ここに行く等、とても詳しく説明してくれた。(ややこしいのは変わりなし)
療育手帳判定をするために、小児科でずっとK式という知能テストをしていたが、高校を卒業すると同時にその判定も終了していた。知能に関しては、小学校中学年ぐらいはあるので、日常生活に差し支えはない。ちゃんと仕事もしているし、身の回りはなんとかできる。
だけど今の給料で果たして自分たちがいなくなったら生活できるのか?と考えた時に正直厳しい。ある程度のお金は残しているつもりではあるけど、それもどうなるかわからない。
なんとなく頼るのは申し訳なかったり、どうしたらいいのかわからないことがまだまだ沢山あるけれど、まずは頼れるところには頼ってみようと思う。
ちなみに、仕事に関しては「なかぽつ」を利用している。なかぽつとは、障害者就業・生活支援センターの事。長いので名称が省略されている。
なかぽつに相談しておくと、職場で困った事、例えば辞めたいのに辞めさせてもらえない、上司の言葉がキツくて精神的に辛い、有給休暇が取り辛い等々、自分では言えないことをなかぽつに相談すれば相談にのってくれる、行政の無料サービス。
姉は仕事で人事をしていて、福祉採用にも詳しい。姉が教えてくれたから知れたけど、特別支援学校の先生たちは知らなかった・・・
自分の性格上、人に頼るのは何故か申し訳ないという気持ちが働いて、なかなか頼れないでいるが、使ってもよいサービスは積極的に利用したい。
1歳半で判定を受け、ずっと孤独で苦しみながら子育てをしてきた。その頃はスマホなんてものはなく、インターネットもISDNというサービスで使用していると電話が使えなくなるという・・・専業主婦時代はもったいないからと携帯電話も持っていなかったし、多動が激しくて公園や児童館に行くこともままならず、ママ友などは一人もいなかった。
そんな私でも、まもなく下の子が二十歳。
あの頃は子供が成人したらもうオバさんになっちゃってるけど、まだ旅行に行く元気とかあるかなって不安に思ってたけど、あの時の自分に人生充実してるから大丈夫と言ってあげたい。カメラ振り回して撮影してるなんて、まったく想像もしていなかったのだから。
おわり