この前の震災の時、中川雅文さん描く。

画像1 「りゅう崩れ、がいます。あれは、僕かなと思います」 Nakagawa Masabumi ーーー ーー ー 皆んながスマフォを持っている。能登地震の揺れの映像がどんどんとSNSにアップされてくる。 キツく、きびしい。 残ル。 ・・ ・ ギャラリーを開いた15年前はリーマンショック・アフターで、これ以上の底は来ないと予測していた。 しかし2011年に東日本大震災が起こる。 あの時、現実を理解し、飲み込み、平常を取り戻すまでアーティスト達は、ある意味、みんな右往左往していた ほぐれるには、じかんが、かかる
画像2 中川雅文さんが個展で展示した「てんでこ」と「よよい」。当時セカイが映されていると。 何人かのアーティストは作品に、表現に、アノ印象ヲ結び込めて、その痛烈な出来事を乗り越えようとしている様に思えた。沈黙を守る人もいた。 祈りでもあった・・・ 言えば、ある種の緊張感は無くならない、まだ、たっぷりとそこにあって この作品は2013年の個展に登場する。 ・・ ・
画像3 今日も、揺れはおさまっていない。何回かテレビ画面に「地震速報」が流れていく ・・ ・ 中川雅文さんが自らの空想の世界、さらに、その奥深くへ出かけてゆき、幾つもの次元を駆けめぐり、感じ、現れたものをスケッチした のかもしれない ・・ ・ そして、筆を動かす、と、2枚の画面が出来上がって来た ひとつ、そのセカイが、 その時が、見渡すことが、デキた、 今、もう一度響きを放っている、 ・・
画像4 そう。 そんなに簡単に記憶の収蔵庫はトトノワナイ。 新たなる震災は、さらに、多くを、かき乱す ・・ ・ そして、相方が、中川さんの絵をリビングにかけた。 ・・ ・ #kikkan #OxygenSharingEquality #酸素消費の平等 #kyotolife #artlife #gallerymorningkyoto ギャラリーモーニングの出来事
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画像15 「Nella Fantasia てんでこ、という言葉が東北に昔からあるらしい。 津波から逃げる時に、他を信じて1人で逃げろ、という意味だそうだ。 想像力を働かせながら、自分を、守れと。こういう言葉を聞くと何故か描きたくなる。 大自然を、そのまま描く事は、きっと出来ないけれど。 そんな言葉の空想を表現してみたくなる。 絵画は2次元だけれど、3次元から11次元と、描いていけるはずだ。 物語の断片、具物の視覚混合。」中川雅文 2013・・・ http://gallerymorningkyoto.co.jp
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