きっかけは同級生。心の分野に就職したかった。
寺子屋きんいろの岡田美保(おかみ)です。
学生も大人も一緒に考えたり経験できる場。結果ではなく過程を見せ合う場をつくりたい。そのための集う場と配信環境を用意しています。室町時代から続く高知のお寺で令和の寺子屋やってます。
5/8に小学生の親子向けになわとび相談会の開催を計画していました。
こんな時期だからこそ感染対策をした上で親子で集まれる場、体を動かすことを専門家に相談できる場が必要だと感じ準備をしてきましたが…
高知の感染者数の増加にともないイベント延期をすることにしました。
また落ち着きましたら開催しますのでその時はご報告させていただきます^^
イベントは延期することになりましたが、気分を変えて。
今回のイベントに関わってくれている方々のパワフルなエネルギーをお伝えできればと思います。
打ち合わせを重ねる中で講師の方の思いにふれることができましたので、思いを持った人がつながるきっかけになればと思い記事にのこしておくことにしました。
稲富惇一さん
【経歴】
「子どもと脳」の専門家 土佐リハビリテーションカレッジ講師 認定作業療法士 医科学修士 「一つの苦手を伸ばせば他が伸びてくる」をミッションに勤務校以外でも子どもと脳の専門家として、幼児や学生、保護者のお悩み相談の時間を実施している
稲富さんが今の職に就こうと思ったきっかけは小学校と中学校の時の同級生が学校に行くのがしんどくなってしまったことがきっかけだったそうです。
その時にどういう声かけをすればいいかを考える中で、心のケアに興味を持ったそうです。
稲富さんの専門である作業療法士は「体と心の専門家」利用者さんの生活に寄り添い、利用者さんの「こんなことだったらやってみたい」という気持ちに寄り添いながらリハビリ計画を立て実際に利用者さんの生活の一部に寄り添いながらリハビリして、できるかぎり利用者さんの理想の生活に近い状態にしていくお仕事だそうです。
今回のイベントは、なわとびを飛んでいるところを稲富さんら体を動かすことの専門家に見てもらい、苦手なのはどの行程なのかまず見極め、次にその子ができる「あそび要素のあるもの」を取り入れながら、克服に向けてアプローチしていく時間です。これはリハビリの基本的なアプローチ方法なのだそうです。
現在は土佐リハビリテーションカレッジで講師をしておられますが、学校外でも「子どもと脳」の専門家として、幼児や学生、保護者のお悩み相談の時間を実施しています。
オーテピアで体の発達に関する本の紹介もされています!今回のなわとびについても記事に載っていますので、見てみてくださいね
「うちの子、不器用?」「運動が苦手かも…」「発達を促す遊びは?」リハビリの専門家おすすめの本を紹介します 高知の子育て応援ウェブメディアココハレ
こうやって思いを持っている人と実際につながることによって、子どもの選択肢は広がると思います。
職業の選択肢のためだけではなく「あの分野を専門にしている人を私は知っている」という状況が何かやりたいと思ったときに選択肢を広げてくれると思います。
今回は稲富さんについてご紹介させていただきましたが、今回講師の補助という形で関わっていただく高知大学生の青山さん喜多さんについてもご紹介したいと思います。
自分の興味や課題に感じていることを学内外でプロジェクトにしているお二人を知ってもらえたらと思います。