700万儲けて5億円請求される事件
年々ホットになっている、著作権侵害による懲罰的賠償金の事例を紹介する。
事件の概要
今回は、もしかしたら皆さんも無意識に加担しているかもしれない「違法動画」に関するもの。
その中でもファスト映画に関する事件を取り上げる。
東京地方裁判所は2023年の8月24日、「ファスト映画」に関する訴訟で所在不明となっていた1人に対し、損害賠償金5億円の支払いを命じる判決を言い渡しました。
訴えられた3人は、映画54作品(権利社13社)を10分程度に編集し、ナレーションをつけるなどした、いわゆる「ファスト映画」をYouTubeにアップロードし不当な広告収入を得ていました。
まず、2021年6月23日に3人が宮城県警本部と塩釜警察署に逮捕されています。3人はYouTubeチャンネルの運営を認めており、ファスト映画の再生数は合計1000万回に上っていました。
その広告収入は700万円。
しかし、裁判で請求されているのは5億円です。
なかなか刺激的なニュースですよね〜。
なお、日経新聞でも特集されました。(有料記事です)
この事件から学ぶべきこと
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