投資に関するクライアントさんからのご相談
資産運用のレッスンを受講して頂いているクライアントさんから、色々と質問を受けましたので、他の皆さんとシェアできる部分については記事にしました。
皆さんのご参考になれば幸いです。
① 上場している株の銘柄で、配当や株主優待を設けていないものがあるのはなぜ?
上場している株の銘柄で、配当や株主優待がないものは、以下のような戦略を取っている可能性が高いです。
利益を、配当や株主優待よりも、事業の成長や投資に充てることを優先する
配当や優待目的の株主が短期的に売買することを抑制し、長期保有を促す
つまりは、「配当や優待よりも優先すべきものがあるのです!その経営状況や理念を理解している人だけ買ってくれたら良いです。」というメッセージですね。
ちなみに、優待はちょこちょこ見直しもありますので最新情報は確認しておきましょうね。私は下記の本を毎年購入しています。(単に見ているだけでもなかなか楽しい)
② 海外の個別株に投資する場合は、国内の個別株と何が異なるのでしょうか
諸々異なるのですが、例えば
手続き: 海外株を購入するための口座が必要
リサーチ: 外国の政治や経済、企業の事業状況を収集する必要がある
リスク: 為替リスクや政治リスクなどが関与するため、国内の個別株よりリスク構成要素が増えます。
③ 米国株のインデックス投資信託をしようと考えています。積み立てと都度購入のどちらでもできるのでしょうか。
はい、積立と都度購入のどちらでも可能です。ほとんどの銀行や証券会社で両方の買い方ができると思います。
ここからは、更に実践的な内容になりますが、もし、米国株のインデックス買いをしたいのであれば、いくつか買い方がありますね。
似たような商品がありますが、商品によって手数料が異なります(購入時、売却時、信託財産留保額、信託報酬)。購入前には目論見書や概要を良く確認しましょう。
どの口座で、どう購入する?
国内証券口座で、投資信託を購入する主なメリット
価格は1日1回しか変わらないので、値動きがあまり気にならない
100円からの少額投資が可能
国内証券口座で、ETFを購入する主なメリット
投資信託より信託報酬が低い傾向にあり、長期保有に有利
株式売買と同じ手数料で取引できるため、証券会社によっては売買手数料無料
売買が株と同様酢ビーディ
海外証券口座で、ETFを購入する
ドル建で購入が可能
信託報酬が低い米ETFを直接購入できる