保護猫たちの行方・・・①
昨日、4匹の保護猫のうち、紅一点だったサビ猫が新しい家族のもとへと旅立った。
もうしばらく世話をしなければならないけれど、ありがたいことに、他の3匹もほぼ行き先が決まった。
今回、人に尋ねたり、調べたりして、保健所、保護猫施設、譲渡会などがあることを知った。そして、近所の方々とも話をし、この猫の問題は結局、「猫」ではなく「人」の問題であることを実感した。そして、我が家は、犬がいてある程度のものがあって、いろんな人が出入りするところだから、なんとかなりそうだけれど、結局、拾っても昔と同じように、別の場所に置いてくるという対応をせざるを得ない人は沢山いると思う。
保護猫・犬の活動をされている方々が精一杯取り組んでくださっていることはわかっているけれど、今回、1番驚いたのは、保健所が一度保護したら、保護した人の所有物と考えて取り合ってくれないということー
家の庭にいたら、一度箱にでも入れるだろう。生後1か月経つか経たないか、目が見えているのか見えていないのか定かではない小動物ーそこで死んでもらっても困るわけだし、しかも我が家には大型犬がいるんだから。
それを「保護」として自分が面倒を見なければならないなら、とりあえずどっか別の場所に置きに行くしかない人はいるだろう・・・。
最近職場の裏の川でおぼれかけている仔猫を保護した方に偶然、会った。その方の家には犬がすでに2匹いるのだけれど、他に飼えそうな人がいないから、とりあえず保護ということで引き取ったのだけれど、犬と相性が悪くて困っているとのことだった。
保護猫施設などは、どこもいっぱいで基準の厳しいところも多い。そして譲渡会は、ワクチン接種が必要と言われ、
飼えない環境の人が見つけてうっかり保護してしまったら・・・と想像してしまう。
私自身、今回初めて猫の世話をしながら「もしや、いや、これは、きっと、私、猫アレルギーだな」と、思う症状が多々。最初は、1匹くらいは最終的に引き取るかなんて腹をくくったんだけれど、それは、厳しい。そう思っていたら、ドッグトレーナーを目指す姪っ子が欲しいというので、姉が渋々「最悪、譲渡先が決まらなかったら」と、引き取ってくれそうなので、サビ猫に続いて、あと2匹はすでに引き取り手があり、あと1匹は検討中なのだけれど、それがダメでも、決定というのが現状だ。