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手遊びって何でやるの?

こんにちは。今日は「手遊び」についてのお話です!

保育や幼児教育にかかわる人はご存じの通り、「手遊び」とは、歌いながらその歌詞やリズムに合わせて手指を動かす遊びです👐

みんなでお部屋を移動するために並ぶ時や、クラス活動の導入として、保育士や幼稚園の先生は毎日たくさんの手遊びをしていると思います。この手遊びが保育の中で習慣になっていると、子どもたち一人ひとりのお名前を呼ばなくても、歌に気付いた子どもたちから集まってきてくれるので、大声を出さずに済みますし、活動の前の雰囲気づくりにも役立っています。「手はおひざー♫」で終わって、絵本の読み聞かせが始まるのはお決まりパターンです。

それに、子どもたちにも人気があって、先生の動きを真似てちいさな手を一生懸命動かす姿って本当に可愛いんですよね~😊💓

さて、何気なくやっているように見える手遊びですが、実は想像以上に子どもたちの成長に大切な要素がふくまれているのをご存じですか?

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①脳の発達を促す

手は、第二の脳と言われているくらい、脳の発達と深く関係しています。左右の手指をバランスよく動かす手遊びは、脳の働きを活性化します。また、歌に合わせて同じ動作を繰り返すことで、リズム感や反射機能の発達にもつながります。

②体の動かし方が身に付く


便利な世の中になり、日常生活でテレビを使う作業が少なくなっていますが、手遊びでは、何も道具を使わずに、楽しみながら体を動かす練習が出来ます。

学ぶ(まなぶ)は真似ぶ(まねぶ)と同じ意味と言われるように、大人の動きをまねして遊ぶ中で、子どもたちは自然と体の動かし方を覚えていきます。

③ことばの発達や想像力を促す

手遊びには、すうじや物の名前がたくさん出てきます。繰り返し行う中で、自然とその言葉を覚えたり、様々なものに興味を持つことにもつながります。また、基本的には何も道具を使わないので、手指の形を何かに見立てたり、何かになりきって遊ぶことで想像力が養われていきます。

④コミュニケーションの架け橋となる

手遊びうたの特徴<繰り返し><リズムがあって><短い>フレーズは、子どもたちにとって聞き取りやすく、真似しやすいです。

それに、手遊びでスキンシップを取ると、愛情ホルモン(オキシトシン)が働き、情緒を安定させてくれます。これは子どもたちだけでなく、一緒に遊ぶ大人にも当てはまることです。

また、手遊びは2人から複数人で呼吸を合わせて行うので、共感性が育まれていきます。

【手遊びのおすすめサイト】

★年齢別

★英語の手遊び

★幼児から大人まで楽しめる手遊び

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乳幼児期は心身の成長の土台となる時期です。ぜひ手遊びを通して、子どもとのスキンシップを楽しんでください!子どもたちの発達段階や季節によって手遊びの種類も変わってくるので、調べてみると面白いですよ😊

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