見つけた、秋。
何かわかりますか?
病院に行った帰り、車に向かって歩いているときにそれは目に入りました。
病院の駐車場のとなりに小川がありました。
小川というか、用水路が?大きめの溝??
私たちの車のちょうど後ろにそれはありました。
何かわかる?と聞いたら、長女は知っていました。
あ、ジュズダマ!!
「水辺に生えているの?」
そうなの!!
そうなの!!!!!
よくわかったね。どうしてそう思った?
「幼稚園に行く途中にも、川のところにあった」
ああ、あったね。
覚えていてくれたんだね。
歩いて通ったよね。あの頃はちっとも余裕なかったな。
私が小さい時は、これをお手玉に入れたり、ネックレスを作ったりしたよ。
何か知らんけど、遠くの田んぼの脇に車で連れていかれて、取りに行ったことがあったな。
葉っぱの上にバッタがいて、捕まえたいと誰かが言ったけど、勢い余って落ちそうだからやめてもらいました。
落ちないように気を付けて、上の方にあった黒い実をすこしとりました。
さて、これは何科でしょう??
「イネ科!」
次女まで即答でした。
なんでそう思うの?
だって、この花みたいなのが稲っぽい。
葉っぱもトウモロコシの葉っぱに似てる。
私の預金残高はわりと高額だった。
その見方を伝えたいんだよ。
ジュズダマはイネ科なことより、花を見て、葉っぱを見て、イネの仲間かもしれないと思うことを。
違うものを見て、共通点と違いを見つけられるその視点を。
今度来た時にはもうちょっと黒くなってるかな。
家に帰ってから、グー〇ル先生にジュズダマのことを聞いてみたら、「ジュズダマ 食べ方」と出てきました。
え!?食べられるの??
なんと、ジュズダマはハトムギの原種だそうです。
大人になっても知らないことがいっぱいある。
お茶にできるらしいよ。やってみようかな。