料理と食器

断捨離の方向性が変わってきた。
ものを減らして片づけるから、どんな暮らしをしたいかの方から物を見直しそろえる方向へシフトしてきた。

断捨離傾向の長女が言うんだ。
まず何も持たずに引っ越して、これがいる!と思ったものだけを持っていく。そうやって集まったもので暮らしたい。

わかる、わかるよ。小学生でそれがわかるってすごい。
ホント、一掃したい。けどそうもいかないからねえ。
今まで付き合ってきた人たちと少しずつ円満離婚しないと。

食器の数はだいぶ減らしてきた。本当はまだ減らしたい。
けど、今あるものを有効活用するような暮らし方や料理を考えてみることにした。

料理の断捨離をしようと思う。
断捨離って減らすことじゃないんだよね。
生き方なんだって、たぶん少しわかったと思う。

食器を絞る。その器に盛りたい料理を考える。
メニューを絞る。たとえば、月曜日は魚と決める。月に1回カレー。ひき肉料理を週に1回。
その中のバリエーションを考える。
制約の中でこそ生まれる自由。
まるで3枚の洋服で1か月乗り切るように、自分のマンネリ化したレパートリーを活性化する。
自分らしく、無理しない。でも楽しく、美味しく。
食が体を、自分を作る。健全な精神は健全な肉体に。
少しずつ台所から始めよう。

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