断捨らなくてよかったもの
これは、20年前に買ったコートでした。
子どもが生まれるまではエースだったけど、生まれたら普段こんなコート着ることなんかなくなって、だけど年に1回ぐらいこういうコートじゃなきゃどうにもならん場合ってのがあって、これが黒かったならなあ・・・冠婚葬祭もいけるのにって何度思ったかわからないけど、まあ、長いことタンスを肥やしてきた選手の代表格でした。
この度洋服はガッツリ捨てると決めて、こいつも手放すことにした。
それで一度は袋にいれられて、倉庫でゴミの日を待っていました。
ところが、月に2回の古着の日を、私が毎回毎回逃すもので、こいつは袋の中で眠っていたです。
断捨ラナイことに決めた後で、一番最初に思い出したのがこいつでした。
ああ、あのコート捨てなきゃよかったなあ。
あれ絶対ウールだったと思うのに。
あれだったら綿入れしなくてもそのまま鍋帽子になると思うのになあ・・・。
ホント、惜しいことしたよ・・・残念。別の毛布でも使おうかな・・・。
いや、本当に捨てたか?
まだ倉庫にいるんじゃないか??
再会した時は、ずぼらな自分に拍手を送りたかったよね。
服ってもとはといえば布。
服としてはもう着なくても、布に戻ればまた使えるものもある。
今度からは買う時によく考えてから買うよ。
ちゃんと布としてまた生きてくれるものを買う。
なるべく自然素材の物を買う。
持続可能なものを。
化繊は極力着ないことにきめました。
それが私の断捨離